家庭用脱毛器を使ったVIO脱毛のやり方とコツ

家庭用脱毛器があれば、サロンに通わずとも自分で簡単にVIOのお手入れができます。

しかし、正しいやり方で進めなければ、脱毛の効果があまり得られないことや、肌に負担がかかってしまうことなどが考えられます。

 

そこでこちらの記事では、家庭用脱毛器を使ったVIO脱毛のやり方を紹介します。

正しいやり方がわからずお困りの方や、これから家庭用脱毛器を買って自分でVIO脱毛をやってみようとお考えの方はぜひご覧ください。

家庭用脱毛器を使用したVIO脱毛のやり方

 


それではさっそく、家庭用脱毛器を使ったVIO脱毛のやり方を6つの手順に分けて紹介します。

 

手順①VIO以外の皮膚で照射テストを行う

 

いきなりVIOのお手入れを始めるのではなく、まずは照射テストを行いましょう。

 

VIOは身体の中でも皮膚が薄くデリケートな部位です。

そのため、既に他の部位で家庭用脱毛器を使っていて特に痛みなどはないという場合でも、VIOに使うと痛みなどのトラブルにつながってしまう可能性があります。

 

家庭用脱毛器で初めてVIOのお手入れをする場合は、事前に腕の内側などの皮膚の薄い部分に照射を行って、痛みを感じないか確認しましょう。

もし、この段階で痛みを感じる場合は、出力を下げて痛く感じない程度にまで調整しておきましょう。

 

手順②脱毛したい部分の毛をシェーバーで剃る

 

照射テストを行ったあとは、脱毛したい部分の毛をシェーバーで処理します。

これは、VIOに限らず他の部位で家庭用脱毛器を使うときと同様に必要な手順です。

 

家庭用脱毛器ではムダ毛の黒い色に反応して光を当て、熱を加えることで毛根を弱らせ、脱毛を促進します。

そのため、長い毛が生えている状態で照射を行うと、広い範囲に光が反応してやけどをしてしまう可能性があります。また光が分散してしまい効果が弱まってしまいます。

 

最小限の範囲にのみ光を照射するために、脱毛したい範囲の毛はシェーバーで処理しておきましょう。

ただし、黒い部分が見えないほどに完璧に処理してしまうと脱毛器が反応しません。

ポイントは、黒い部分が数ミリ見える程度まで短く処理しておくことです。

▶参考記事:家庭用脱毛器に効果はある?具体的な効果を紹介

 

手順③脱毛したい部位を冷却する

 

次に、保冷剤などを使って脱毛したい部位を5秒ずつほど冷却します。

 

これは、何もせずにVIOに直接家庭用脱毛器を照射してしまうと、あとから痛みが出てくることや皮膚が赤くなることがあるためです。

 

手順④Vラインから順に照射していく

 

冷却ができたら、いよいよ家庭用脱毛器を使ってVIOを処理していきます。

このとき、出力は照射テストのときと同じものに設定しておく必要があります。

 

最初は、自分の側からも見えやすく作業しやすいVラインから少しずつ照射していきましょう。

痛みを感じないか、また、見た目が赤くなっていないかなどの違和感がないかどうかを確認しながら進めます。

手順⑤脱毛した部位を保湿する

 

VIOへの照射が終わったら、最後にクリームや乳液などを使って保湿を忘れずに行いましょう。

 

脱毛後の保湿が必要な理由は2つあります。

1つ目の理由は、脱毛を行った直後の肌はデリケートな状態になっているため、保湿のケアを行うことで肌荒れなどのトラブルの防止になるためです。

 

そしてもう1つの理由は、肌を保湿して柔らかくすることで埋もれていた毛が出てきやすくなり、次回の脱毛の効果を上げられるためです。

 

VIOは身体の中でも特に敏感な部位のため、敏感肌用のアルコールフリーのクリームなどを選ぶことをおすすめします。

 

▶参考記事:脱毛後の保湿が大切な理由とは?部位別のケア方法も紹介

手順⑥経過を観察しつつ次回のスケジュールを組む

 

家庭用脱毛器を使ったVIO脱毛では全ての毛が一度に処理できるわけではないため、間隔をあけて再度お手入れをする必要があります。

 

基本的に、家庭用脱毛器の使用頻度はどのメーカーも2週間前後で設定しています。

そのため、特にお肌のトラブルなどがなければ2週間後にまた同じ手順でVIOを処理しても問題ないでしょう。

 

一方で、2週間経ってもVIOにかゆみや痛み、肌荒れなどがみられる場合は肌の状態が落ち着くまで脱毛は控えましょう。

 

▶参考記事:家庭用脱毛器を効果的に使うための適切な使用頻度

痛くなりにくいVIO脱毛のやり方

 

VIOのお手入れや、家庭用脱毛器の使用自体が初めてという方は、皮膚が痛くなってしまわないか不安に感じられる方もいらっしゃるのではないでしょうか。

ここでは、痛みを感じずにVIO脱毛を進めるための3つのコツを紹介します。

コツ①生理の1週間前~生理中は控える

 

まず押さえておきたいのは、家庭用脱毛器の照射レベルを上げすぎないという点です。

 

これは、家庭用脱毛器の特性上、照射レベルが高ければ高いほど脱毛の効果も得やすいですが、同時に痛みも感じやすくなるためです。

コツ②照射レベルを上げすぎない

 

VIO脱毛のやり方の項目でも紹介しましたが、事前の冷却はしっかりと行いましょう。

冷却を行うことで、照射される光からの熱による痛みを軽減できます。

 

また、このとき、複数の場所をまとめて冷却してから脱毛を行うのではなく、一か所冷却をしたらその部位に脱毛器を照射して、そのあとまた別の部位を冷却するという手順を繰り返しましょう。

コツ③しっかりとVIOを冷却する

 

生理予定日の1週間前から、生理が終わるまでの期間中はVIO脱毛を控えましょう。

 

なぜなら、女性の身体は生理のおよそ1週間前から肌の水分量が減るためです。

肌の水分量が少ない状態で家庭用脱毛器を使うと、普段よりも強く痛みを感じることがあります。

VIO脱毛をきれいに仕上げるためのコツ

 


自分でVIOのお手入れをするときに、きれいに仕上げるには以下で紹介する3つのコツを押さえておくとよいでしょう。

コツ①あらかじめデザインを決めておく

 

IラインとOラインはすべて脱毛するという方も多いですが、Vラインにはいくつかデザインがあります。

どのようなデザインで脱毛したいのか、具体的なイメージを固めてお手入れをすると仕上がりがきれいになります。

 

たとえば、自然な逆三角形の形に整える「ナチュラル」や「トライアングル」、また、円形に整える「オーバル」などは比較的自然な仕上がりになります。

蒸れやにおいが気になる場合は、Vラインもすべて脱毛する「ハイジニーナ」というデザインもおすすめです。

コツ②デザインに合わせて切った白い布を当てて照射する

 

Vラインのデザインが決まっても、イメージどおりにきれいに整えられるかどうか不安ではないでしょうか?

そのような場合は、仕上げたいデザインの形に白い布を切って、毛を残したい部分に布を当てて照射するという方法がおすすめです。

 

家庭用脱毛器は黒い色に反応するため、白い布からはみ出た部分だけを脱毛してきれいな仕上がりに整えることができます。

コツ③見えづらい部位の処理では鏡を活用する

 


事前準備としてシェーバーで処理する際と家庭用脱毛器を使う際は、鏡を使うと見えづらい部分もきれいに仕上げられます。

 

以下では、それぞれの部位での鏡を使ったやり方を紹介します。

Vラインのやり方

 

Vラインを処理する際は座った状態で両脚を開き、正面に鏡を置くと見えやすいです。

Vラインは鏡を使わなくとも自分で上から覗き込めば作業できますが、ここでも鏡を使って正面からの形を確認しながら進めたほうがよりきれいに仕上げられます。

Iラインのやり方

 

Iラインを処理する際は、基本の姿勢はVラインのときと一緒です。

そのうえで、シェーバーや家庭用脱毛器を持っていないほうの手でIラインが見えやすいように広げるときれいに作業できます。

Oラインのやり方

 

Oラインを処理する際は、鏡を床に置き、上にまたがるような姿勢で腰を落とすと自分でOラインの状態を確認しながら作業できます。

VラインやIラインを処理するときと比べると身体に負担がかかりやすい姿勢になるため、無理をせず休憩を挟みながら少しずつ進めましょう。

こちらの記事で、VIO脱毛のメリットや、セルフ脱毛とサロンや医療脱毛との違いについて詳しくご紹介しておりますので、併せてぜひご覧ください。
▶参考記事:セルフでのVIO脱毛は可能?安全なやり方や注意点も紹介

家庭用脱毛器でVIO脱毛を行う際の注意点

 

家庭用脱毛器を使って自分でVIO脱毛を行う際は、怪我やトラブルを防ぐために注意したいことがあります。

ここでは、3つの注意点を紹介します。

注意点①粘膜に光が当たらないように注意する

 

粘膜はVIOラインのなかでも特に皮膚が薄くデリケートな部位のため、家庭用脱毛器で照射してしまうことのないように注意しましょう。

もし光が当たってしまうと、痛みや炎症などのトラブルを引き起こしてしまうおそれがあります。

 

粘膜の部分を避けてうまく照射できるかどうか不安な場合には、白い下着を穿いたままお手入れをすると下着が粘膜を保護してくれます。

注意点②黒ずみのある肌には使用しない

 

家庭用脱毛器はムダ毛の黒い色に反応するため、肌が黒ずんでいる部分や日焼けしている部分にも反応してしまいます。

毛以外の肌に反応すると火傷してしまう場合があるため、黒ずみや日焼けしている部分には使わないという点も要注意です。

注意点③ほくろやシミをあらかじめ保護しておく

 

注意点②に関連して、毛以外の黒い部分となるほくろやシミにも注意が必要です。

たとえ地肌が白くても、ほくろやシミがあるとやはり光によるダメージを受けてしまいます。

事前にばんそうこうなどで保護しておきましょう。

ムダ毛処理の方法を紹介

 

今回の記事では家庭用脱毛器を使用した場合のVIO脱毛のやり方ついて紹介しました。

VIOは身体の中でも皮膚が薄くデリケートな部位のため各部位においてポイントをきちんと知ったうえでセルフ脱毛をすることをおすすめします。

また、下の記事では家庭用脱毛器におけるムダ毛処理の主な手法ついて詳しく解説しているのでぜひ参考にしてください。


▶参考記事:ムダ毛処理の6つの方法とやってはいけない事を紹介

 

正しいやり方を押さえて安全に家庭用脱毛器でVIO脱毛をしよう

 

以上、家庭用脱毛器を使ったVIO脱毛のやり方やコツ、安全に行うための注意点を紹介しました。

 

家庭用脱毛器を使ってVIO脱毛を行う際は、肌の火傷や痛みなどを防ぐために注意することがいくつかあります。

ぜひ、本記事で紹介したやり方を参考に、ご自宅でのお手入れに挑戦してみてください。

当サイトでは働く女性の自宅でのビューティケアをサポートするべく、オススメ家庭用脱毛器の紹介を中心として、脱毛・スキンケアに関連するお役立ちコラムの発信などもしていますので、その他のコンテンツも是非チェックしてみてください。

おすすめの家庭用脱毛器を知りたい方はBIKATSU Magをチェック!

家庭用脱毛器ランキングTop5を紹介

BIKATSU Magが選ぶおすすめの家庭用脱毛器をランキング形式でご紹介しています!

1

BiiTo2

性別や年齢に関係なく脱毛・美肌ケアができる

BiiTo2は、脱毛器のなかでも性別や年齢に関係なく使用できる家庭用脱毛器です。
男性はもちろん、9歳以上の子どもでも使えます。
脱毛ヘッドを脱毛したい部位ごとに付け替えることで、顔やVIOを含む、全身の脱毛が可能です。
さらに、脱毛の機能だけではなく、肌の張りやニキビをケアする機能も付いており、1台で脱毛と美肌ケアを行える総合美容器となっています。

BiiTo2の写真

2

ケノン

コンデンサを4つ搭載した高出力で脱毛ができる

ケノンは、自社で広告展開を行っていないにもかかわらず、口コミで広まり認知度を上げた日本製の脱毛器です。本体が大きいため持ち運びはできませんが、光を照射するためのパワーをためるコンデンサを4つ搭載しているため、出力が高く脱毛の効果を実感するまでの期間が短いという特徴があります。また、カートリッジが5種類あるため、適切に付け替えることで男性のヒゲなどの剛毛やVIOでも脱毛を行うことが可能です。


3

LAVIE

便利な5つの機能を搭載し短時間で広範囲の脱毛ができる

LAVIEは、脱毛を行う際に便利なオート照射機能など5つの機能を搭載してされているため、初めて脱毛を行う方にも使いやすい脱毛器です。また、大手脱毛サロンでも採用されているIPL脱毛方式を採用しているため、短時間で広い範囲の脱毛ができる特徴があります。LAVIE本体は2kgと少し重たいですが、繋がっているハンドピースが約200gと非常に軽く、握りやすいグリップ設計となっているので長時間脱毛を行っても疲れにくい工夫もされています。


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