セルフ脱毛とサロン脱毛の特徴と流れ・部位別セルフ脱毛の方法

ムダ毛処理は、自分でシェーバーやカミソリ、ジェルを使って処理をするセルフ脱毛のほかに、エステサロンや脱毛サロンで処理をしてもらうサロン脱毛も行われています。

セルフ脱毛は人の目を気にせず自由に脱毛ができますが、サロン脱毛はプロの丁寧な施術が魅力です。それぞれの特徴や処理の流れをチェックして、自分に合った方法を選びましょう。

この記事では、セルフ脱毛・サロン脱毛の特徴に加えて、部位別のセルフ脱毛方法や2つの脱毛方法の効率的な方法を紹介します。自分に合う脱毛方法を知りたい方は、ぜひチェックしてください。

セルフ脱毛の特徴


 


セルフ脱毛とは、家で行う処理の方法です。
 

ここでは、家庭用脱毛器を使用する場合のセルフ脱毛の特徴を見ていきます。 

①脱毛にかかるコストを抑えられる

 

セルフ脱毛の1つ目の特徴は、処理にかかる費用を抑えられる点です。 

セルフ脱毛にかかる主な費用は、機器本体や消耗品である照射部分のカートリッジです。 

 

家庭用脱毛器の本体価格はメーカーなどにもよりますが50,000円~100,000円程度です。 

また、交換用カートリッジは5,000円~8,000円程度です。 

サロン脱毛は100,000円以上が相場なので、セルフ脱毛はかなりお得といえます。 

 

費用を抑えて脱毛したい場合は、セルフ脱毛がおすすめです。 

▶参考記事:家庭用脱毛器の選び方で押さえておきたい7つのポイント

②脱毛器の出力が抑えられている

 

セルフ脱毛の2つ目の特徴は、家庭用脱毛器はサロン脱毛や医療脱毛で使うものよりも照射する光の出力が抑えられているという点です。 

これは、脱毛を行うと肌に負担がかかりやすいので、肌の炎症や火傷にならないよう安全に配慮されているためです。 

 

人によって痛みを感じることもありますが、セルフ脱毛の場合は出力が抑えられているため、痛みを感じにくいという特徴があります。 

 

一方、家庭用脱毛器は出力が低いため、ケアに必要な毛根への熱が伝わりにくいという側面もあります。 

サロン脱毛に比べて効果が下がることから、効果を実感するまでに期間もかかる傾向にあります。 

③脱毛の計画を自分で立てる必要がある

 

3つ目の特徴は、脱毛の計画を自分で立てる必要があるということです。 

 

脱毛は一定の頻度で長期間行うことにより効果を得られます。 

サロンの場合は、来院の際に次回の予約を案内してもらえるためスケジュールの管理は不要です。 

しかし、セルフ脱毛を行う場合は、いつ次回のケアを行うかを自分で管理しなければいけないという点に注意しましょう。 

 

自分でスケジュールを管理しなければならないことに、手間に感じる方もいらっしゃるかもしれません。 

しかし、急な予定が入った時や体調が悪い時などは簡単に調整できるため、処理を継続しやすいというメリットがあります。 

こちらの記事で、セルフ脱毛の6つの方法とそれぞれのメリット・デメリットをご紹介しておりますので、併せてぜひご覧ください。
▶参考記事:セルフ脱毛の6つの方法とそれぞれのメリット・デメリット

サロン脱毛の特徴

 



それでは、サロン脱毛の特徴についても見ていきましょう。
 

レーザー式の医療脱毛などもありますが、ここではフラッシュ式を行うサロンでの処理方法を紹介します。 

セルフ脱毛よりも費用が高い

 

1つ目の特徴は、セルフ脱毛よりも費用がかかるという点です。 

 

サロンでは合計6回程度通うコースで処理をしてもらうことが一般的ですが、1コースの料金は100,000円~300,000円程度です。 

 

最近は、初回契約割引や友達紹介割引などのキャンペーンなどもあるため、うまく使うことで費用を抑えるとよいでしょう。 

②設備が整っている

 

2つ目の特徴は、設備が整っている点です。 

 

家庭用脱毛器よりも照射の出力が高い機器を使って処置してもらえるため、効果に期待ができるでしょう。 

また、処理後のアフターケアをしっかりしてくれるため、肌荒れなどのトラブルが起こりにくいという点もサロンのメリットといえます。 

③プロに対応してもらえる

 

3つ目の特徴は脱毛の知識・技術が豊富な専門のスタッフが脱毛を行ってくれることです。 

脱毛器の扱いに長けているため、自分で処理するよりもきれいな仕上がりにしてくれます。 

 

また、自分で行う場合は、背中などに手が届きにくい部位を脱毛することは難しいです。 

サロンでは、そういった手が届きにくい部位や、死角になっている部位もムラを作らないように処理してもらえます。 

セルフ脱毛とサロン脱毛が適している方

 



両者の特徴を見てきましたが、最後にそれぞれがどんな方に適しているのかを紹介します。
 

 

セルフ脱毛は、下記のような方におすすめです。 

セルフがおすすめの方 

  •   脱毛にかかる費用を抑えたい方
  •   脱毛効果を実感するまでに長期間かかっても問題がない方
  •   自分で自由にスケジュールを立てて脱毛したい方

 

一方、サロン脱毛は下記のような方におすすめです。 

サロンがおすすめの方 

  •   費用が高くても効果を優先したい方
  •   背中やうなじなど自分で処理しづらい部位を処理したい方
  •   スケジュールの調整がしやすい方

 

費用や効果、スケジュール調整の部分で、おすすめできる脱毛方法が分かれるといえます。 

両者の処理の流れ

 



ここでは両者の一般的な処理の流れを見ていきましょう。
 

セルフ脱毛の処理の流れ

 

セルフ脱毛の処理の流れは、サロンなどに行く必要がないため基本的にシンプルといえます。 

セルフ脱毛の処理の流れ 

  • 家庭用脱毛器を購入する
  • スケジュールを立てる
  • 処理の数日前にシェービングをしておく
  • 脱毛の処理をする
  • 冷却や保湿などのアフターケアを行う

 

セルフの場合もサロンで行う場合も同様に、脱毛は1~2週間に1回という頻度で継続して行う必要があります。 

そのため脱毛を開始する前にある程度スケジュールを立てることが重要です。 

 

また、効果を高めることと、肌荒れなどを防ぐことを目的に、事前のシェービングや処理後のアフターケアを欠かさないようにしましょう。 

サロン脱毛の処理の流れ

 

サロン脱毛は、カウンセリングや契約、処理のたびに、サロンに定期的に通うことになるため、セルフに比べて処理の流れは少し複雑です。 

サロン脱毛の処理の流れ

  • サロンでカウンセリングを受ける
  • コースの契約をする
  • 処理の数日前に自宅でシェービングをしておく
  • 脱毛の処理をしてもらう
  • 次回の日程を予約する

 

サロンでは、まずサロンでカウンセリングを受けます。 

カウンセリングとは、脱毛コースの説明や、処理をするにあたり必要な事項のヒアリングのために行われるものです。 

サロンで処理を受けたい場合は、カウンセリングの後に正式に契約し、初回の処理の日を予約します。 

 

セルフ脱毛と同様、処理を受ける数日前に自宅でシェービングをしておく必要があります。 

脱毛後のアフターケアは基本的にサロンで行ってもらえるでしょう。 

処理が完了したら、最後に次回の日程を予約し終了となります。 

【部位別】セルフ脱毛処理の方法




セルフ脱毛は、脇や腕・足など全身のすべてをケアできます。部位ごとの特徴を押さえ、肌トラブルのないように脱毛処理を行いましょう。


脇は剛毛が生えてきやすい部分ですが、皮膚そのものは柔らかく摩擦に弱いため、腕や足と同じ要領でシェービングをすると刺激になってしまいます。カミソリやシェーバーを滑らせる前は、シェービングクリームをまんべんなく塗り拡げてから刃を滑らせるようにしましょう。

ただし、少しの刺激でもヒリヒリと痛む可能性があるため、シェービングが難しければ脱毛器や除毛クリームを活用してください。

腕・足


腕や足は脇よりも毛が剃りやすい部分で、比較的手入れがしやすい部分です。ただし、毛の密集度や太さ・硬さが部位ごとに異なるため、脱毛器は照射レベルを細かく変更しながらケアを進めます。

手首・二の腕の裏側・肩まわり・ひじ・ひざ裏・太ももの裏は特に目視がしづらいため、鏡を見ながらケアを行ってください。肌を傷つけるおそれがあるシェービングは避け、除毛クリームを活用すると良いでしょう。


顔は腕や足のように全身用のカミソリでは面積が広すぎるため、シェービングはフェイス用のものを使いましょう。カミソリが怖い場合は部分的に毛抜きを使い、フェイス用の除毛クリームがおすすめです。脱毛器は出力を下げるかフェイシャル用のカートリッジに変更するなどして、通常レベルでの照射は避けてください。

お腹


お腹はみぞおちからヘソにかけて産毛が集まりやすく、下腹部にも太い毛が生えることがあります。

脱毛器は毛の太さに応じて照射のレベルを変更し、太い毛は高めの出力で処理すると効率的です。シェーバーやカミソリを使う際には、曲線部分のケアが難しいため肌に刃が引っかからないように注意が必要です。

背中


背中は体の背面にあり、目視ができないためセルフ脱毛ではムラになりやすい部分です。背中用のシェーバーや、除毛クリームを使うか、家族や友人に脱毛器の照射を頼むようにすると、ムラなく除毛が行えます。

背中に毛がそれほど生えていない場合はしっかりと剃る必要はなく、除毛クリームだけでも手入れができます。

お尻


お尻はOラインを含む領域で、体の背面にあるため目視ができない部分です。鏡を使っても見えにくい可能性があるため、不安な方は家族など身近な人に手伝ってもらうと良いでしょう。

シェーバーや脱毛器は除毛範囲が広いものを使うと効率的で、ムラなく脱毛ができます。肌を傷つけたくない、ムラにしたくないときは、除毛クリームを活用しましょう。

お尻はOラインを含みますが、お尻と同じ要領でOラインを脱毛しようとすると粘膜に接触してしまい、ケガや肌トラブルを起こす可能性があります。

Oラインは以下で紹介するVIO専用のアイテムに切り替えることをおすすめします。

VIO


VIOは、デリケートゾーンとも呼ばれる部位です。腕や足に比べて皮膚が薄いIOライン、剛毛が生えやすい一方でIラインとも近いため丁寧なケアが必要なVラインなど、部位ごとにケア方法が異なることに注意が必要です。

Vラインは全身用のシェーバーやカミソリが使えますが、凹凸の部分はそのままシェービングせず、皮膚を平らにした状態でその上を滑らせてください。IOラインは粘膜を含む領域のため、VIO専用除毛クリームのように、VIOゾーンに特化したアイテムを使用しましょう。

脱毛器を照射する場合、IOラインは直接目視ができないため鏡などを使い、低出力で安全に配慮しながら脱毛を行ってください。

セルフ脱毛を効果的に行う方法




セルフ脱毛を効果的に行う方法ためには、以下のポイントに注意しましょう。

【セルフ脱毛のポイント】
  • ・複数の脱毛アイテムを用意する
  • ・安全で衛生的な脱毛を心がける
  • ・地肌に直接脱毛を行わない
  • ・毛の太さや密集度にあわせて行う


セルフ脱毛では、複数の脱毛アイテムを揃えておくと取り替えがきき、安全に配慮しながらムダ毛ケアができます。顔であれば「顔用カミソリ」「顔用脱毛ジェル」「毛抜き」を用意し、カミソリを滑らせたくない部分にはジェルや毛抜きを使うなどの工夫ができます。

脱毛の前には肌を清潔にしておきましょう。地肌にそのままカミソリを当てると肌が「カミソリ負け」を起こすおそれがあるため、シェービングクリームなどを用意して塗り拡げてください。

日焼け止めや汗をかいた肌はそのまま放置せず、きれいに洗浄をしてから行いましょう。脱毛を行う環境も、周囲に人や物がなく安全な場所を選びましょう。

毛の太さ、密集度は部位によって異なります。背中に細かい産毛が多い人、指に太い毛が生えている人と、体質や年齢によって毛の生え方が異なるため、自分のムダ毛の生え方をチェックしたうえで、部位ごとに適した方法を選んでください。

サロン脱毛を効果的に行う方法




サロン脱毛は、フラッシュ脱毛とも呼ばれています。ムダ毛の気になる部分に光を照射して毛を減らしていきますが、照射する光は黒や茶色の濃い色素に反応するため、事前に色の濃い毛はセルフ脱毛を行う必要があります。

自己処理は1日以上前に行い、肌に傷やカミソリ負けを起こさないようにやさしく除毛を行ってください。

サロンへ来店する前に日焼け・ニキビ・虫刺されなどがあるとその部分は施術を行えないため、肌トラブルのない状態を維持したうえで来店し、施術を受ける必要があります。

家庭用脱毛器と脱毛サロンの違い


今回の記事ではセルフ脱毛とサロン脱毛の特徴やどういった方におすすめできるのか紹介しました。

両者の特徴を理解して自分に合ったケア方法を選ぶことが大切になります。

また、下の記事では家庭用脱毛器と脱毛サロンの違いについて解説しています。

場所やスケジュールに制約されない家庭用脱毛器とプロのサポートを受け自分一人では難しい場所の脱毛ができるサロンではどちらが自身に合うのかきちんと比較しましょう。

▶参考記事:家庭用脱毛器と脱毛サロンの違いを解説

費用やスケジュールに制限がある人にはセルフがおすすめ

 



ここまで、両者の違いについて紹介してきました。

 

セルフ脱毛は、費用が抑えられる一方で、脱毛効果が弱いため、効果が表れるまで時間がかかってしまいます。 

一方、サロン脱毛は人に処理してもらえるので、費用は高いもののキレイな仕上がりになりやすいという特徴があります。 

 

かけられる費用や、スケジュール調整ができるかどうかは人によって変わるため、お金や時間に制限がある方が脱毛したい場合は、セルフ脱毛をおすすめします。 

当サイトでは働く女性の自宅でのビューティケアをサポートするべく、オススメ家庭用脱毛器の紹介を中心として、脱毛・スキンケアに関連するお役立ちコラムの発信などもしていますので、その他のコンテンツも是非チェックしてみてください。

おすすめの家庭用脱毛器を知りたい方はBIKATSU Magをチェック!

家庭用脱毛器ランキングTop5を紹介

BIKATSU Magが選ぶおすすめの家庭用脱毛器をランキング形式でご紹介しています!

1

BiiTo2

性別や年齢に関係なく脱毛・美肌ケアができる

BiiTo2は、脱毛器のなかでも性別や年齢に関係なく使用できる家庭用脱毛器です。
男性はもちろん、9歳以上の子どもでも使えます。
脱毛ヘッドを脱毛したい部位ごとに付け替えることで、顔やVIOを含む、全身の脱毛が可能です。
さらに、脱毛の機能だけではなく、肌の張りやニキビをケアする機能も付いており、1台で脱毛と美肌ケアを行える総合美容器となっています。

BiiTo2の写真

2

ケノン

コンデンサを4つ搭載した高出力で脱毛ができる

ケノンは、自社で広告展開を行っていないにもかかわらず、口コミで広まり認知度を上げた日本製の脱毛器です。本体が大きいため持ち運びはできませんが、光を照射するためのパワーをためるコンデンサを4つ搭載しているため、出力が高く脱毛の効果を実感するまでの期間が短いという特徴があります。また、カートリッジが5種類あるため、適切に付け替えることで男性のヒゲなどの剛毛やVIOでも脱毛を行うことが可能です。


3

LAVIE

便利な5つの機能を搭載し短時間で広範囲の脱毛ができる

LAVIEは、脱毛を行う際に便利なオート照射機能など5つの機能を搭載してされているため、初めて脱毛を行う方にも使いやすい脱毛器です。また、大手脱毛サロンでも採用されているIPL脱毛方式を採用しているため、短時間で広い範囲の脱毛ができる特徴があります。LAVIE本体は2kgと少し重たいですが、繋がっているハンドピースが約200gと非常に軽く、握りやすいグリップ設計となっているので長時間脱毛を行っても疲れにくい工夫もされています。


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