肌の下に埋没毛が!埋もれ毛になる原因と正しい処理方法や予防法

ムダ毛処理をした後、肌の中で毛が埋もれてしまっているのであれば「埋没毛」が発生している可能性があります。中には繰り返し埋没毛ができてストレスに感じている方もいるでしょう。

そこで、埋没毛について詳しく知りたい方のため、埋没毛の基本や原因、対処法、予防法などを紹介します。この記事を読むことによってすでにできてしまった埋没毛はどうすべきか、予防のためにはどうしたら良いかなどがわかるので、ぜひ参考にしてみてください。

埋没毛とは?




皮膚の中で成長してしまった毛のことを埋没毛といい、毛が完全に皮膚の中に隠れているタイプと、一部皮膚の表面に出ているタイプの2つにわかれます。

なお、毛が生えている場所であれば、どこでも埋没毛になる可能性があります。

埋没毛になってしまう原因




埋没毛ができてしまうと、肌を露出することに抵抗を感じるようになるかもしれません。埋没毛は、何が原因で生じるのかを理解することが重要です。

自己処理の方法が間違っていた


自己処理をカミソリ・毛抜きでおこなうと、埋没毛の原因になることがあります。もし埋没毛の原因が間違った自己処理方法なら、それぞれの原因を詳しく理解する必要があります。

カミソリ

カミソリでの自己処理は、ムダ毛だけでなく角質層まで削ってしまいます。角質層は、剥がれたり傷ついたりすると、肌が乾燥しやすく皮膚が硬くなり、埋没毛になる確率があがります。 とくに原因となる剃り方は、深剃り・逆剃り・空剃りの3つです。

毛抜き

根元から毛を抜くため、毛穴に大きな負担を与え、肌トラブルが生じやすくなります。カミソリでの逆剃り・深剃りと同じように、肌が傷付くと角質層が厚くなり、毛穴をふさいでしまうのです。

脱毛ワックス

有名な脱毛ワックスはブラジリアンワックスです。ジェルのようなものを皮膚に塗り、乾いたタイミングで勢いよくはがします。

一見、キレイに脱毛できたように思えますが、脱毛ワックスは、はがすときにムダ毛だけでなく皮膚表面にもダメージを与えてしまいます。そのため、乾燥や肌荒れの原因になるのです。

自己処理の方法はたくさんありますが、注意しなければいけない点があります。こちらで詳しくご紹介しておりますので、是非ご覧ください。

▶参考記事:ムダ毛処理の6つの方法とやってはいけない事を紹介

肌が乾燥していた


1日~2日の頻度で埋没毛を自己処理していると、皮膚の乾燥が強くなります。肌はターンオーバーというサイクルで代謝しており、新しい肌へと生まれ変わっています。

しかし、肌が乾燥するとバリア機能が低下し、肌トラブルが生じやすくなるのです。 肌の乾燥を予防するには、自己処理の頻度を控え、3〜4日に1回程度に調整することが重要です。

肌に傷ができてしまった


傷ができると、肌は怪我をしたと勘違いします。擦りむいたときにできるカサブタと同じように、肌を保護するため角質を厚くするのです。

厚くなった角質の影響で毛穴がふさがり、皮膚の外に毛が出られない結果、埋没毛となります。

埋没毛になりやすい箇所はある?




身体の中でも特に埋没毛になりやすい箇所といえば、脇や膝、VIO、二の腕などです。
このあたりの部位はムダ毛を気にする方が多く、処理する機会も回数も多いため埋没毛が発生しやすいといえるでしょう。

また、太くて濃い毛が生えている部位も埋没毛になりやすいです。
埋没毛ができる大きな原因は「間違った自己処理」「肌の乾燥」「肌に傷がついた」の3つなので、これらに該当する場所は埋没毛ができやすくなってしまいます。中でも、脇やVIOはムダ毛が濃いこともあり、埋没毛になると目立ちやすいので注意しましょう。

埋没毛になってしまったときの対処法




埋没毛になったからといって諦める必要はなく、自分自身でも対処は可能です。ここでは、自分でおこなえる主要な対処法について解説します。

肌の保湿を入念に行う


ムダ毛を手入れしたあとは、肌が乾燥しやすいため入念に保湿します。上記でも解説しましたが、肌が乾燥した状態が続くと、角質が厚くなり埋没毛の原因となります。

入浴後・就寝前・起床後は、肌を保湿するのに適しています。ムダ毛の手入れ後だけでなく、普段から保湿を怠らず、肌の乾燥を防ぎましょう。

保湿によって埋没毛を予防できるだけでなく、治しやすくもなります。

部位によっても保湿の方法は変わってきますので、保湿を行い埋没毛を防ぎたい方はぜひこちらをご覧ください。

▶参考記事:脱毛後の保湿が大切な理由とは?部位別のケア方法も紹介

角質ケアを行う


酸が含まれている薬剤のピーリングや、粒子による摩擦力があるスクラブで角質を落とすことも効果的です。

ピーリング・スクラブを使用して定期的に古い角質を除去することで、皮膚のターンオーバーが促されるため、埋没毛の改善につながります。

しかし、ピーリング・スクラブともに使用頻度が高いと、逆に肌の乾燥が生じる可能性があります。そのため、角質ケアを行う頻度は1週間〜2週間に1回の頻度に留めておくことが重要です。

強くこすると肌を痛めてしまうため、優しくなでるようにし、実施後はクリーム・ローションなどで保湿をおこないましょう。

蒸しタオルで温めて抜く


古い角質が剥がれると、皮膚から埋没毛の一部が出るため、それを抜くことで対処できます。しかし、無理に引き出して抜こうとすると、毛穴が傷ついてしまいます。

そのため、少しだけ熱いと感じる40〜50度くらいのお湯で蒸しタオルを作り、しっかりと毛穴を開いてから抜きましょう。

しかし、この方法は、場合によっては肌の状態を悪化させる可能性があるため、最終的な手段として検討してください。

埋没毛にならないためには




普段の生活から気を付ければ、ある程度の埋没毛は予防できます。ここでは、どのようにすれば埋没毛にならないのか、具体的な予防方法について解説します。

電気シェーバーや脱毛クリームでの自己処理


電気シェーバーを使用すれば、刃が直接的に肌へ触れることがないため、肌に負担がかかりません。

しかし、電気シェーバーでの自己処理は、埋没毛が酷くならない、増えないなどが目的です。改善するわけではないことを認識しておきましょう。


また、別の自己処理の方法として、脱毛クリームの使用があります。脱毛クリームは毛のタンパク質を溶かす成分が含まれているため、ムダ毛を根元から溶かして処理できます。 また、処理したあとも目立ちにくく、肌もつるつるになります。

使い方も簡単で、処理したい場所に脱毛クリームを塗り、洗い流すだけ。ただし、肌の表面に出ている毛に対してしか予防効果は得られません。

普段から肌の手入れを怠らない


埋没毛が気になり始めてから、対処する方が多いかもしれません。予防のためには、肌の保湿などを頻繁におこなうなど、普段から肌の手入れを怠らないことが重要です

とくに、肌が乾燥すると埋没毛ができやすい状態になるため、常に肌の状態には注意しましょう。

脱毛をする


脱毛することで埋没毛の予防は可能です。しかし、実際に脱毛する方法はさまざまな方法があります。今回は、下記の主要な方法について解説します。

レーザー脱毛

レーザー脱毛は、医師など国家資格を取得している方しか実施できない脱毛方法です。毛根にダメージを与えて脱毛するため、その毛根からは永久に生えない程の高い効果があります。 ただ、レーザーの性質上、産毛・細かい毛に対して反応しづらい場合があります。

また、肌へのダメージが強いため、痛みを生じる場合があります。短期間で効果はでますが、費用も比較的高くなるため、コストよりも早くしっかりとした効果を重視する方におすすめです。

 

▶参考記事:レーザー脱毛は体に悪い?よくある疑問を解決

光脱毛

主にエステサロンなどで受けられる脱毛方法で、毛のある部位へメラニン色素に反応する光を照射することによって、毛根を減弱させるしくみです。

医療レーザー脱毛と違い、肌への負担が軽いため痛みも少なく、料金もレーザー脱毛と比べると安価なため頻繁に通えるでしょう。

家庭用脱毛器

家庭用脱毛器が埋没毛の原因として考える方がいます。確かに安くて性能が悪いと、埋没毛の原因になる可能性はありますが、実は家庭用脱毛器でも埋没毛のケアは可能です。

その中でもIPL方式を採用している脱毛器を選ぶと効果的です。IPL方式の光には肌のターンオーバーを促進する作用があるため、1回の使用では効果が乏しいものの、回数を重ねると効果に期待ができます。

埋没毛を放置するリスク




埋没毛は傷ついて再生した皮膚によって出口を失ってしまった状態の毛なので、放置しておいても良くなることはありません。適切に対処せずに放置することで痛みやかゆみ、炎症などが発生してしまう恐れがあります。
埋没毛があることに気づいたら、前述した対処法を試してみてください。広範囲にわたって発生している埋没毛は対応が難しくなるので、埋没毛を発生させないための対策をとっておくことも重要です。

埋没毛が炎症を起こした時の対処法




早い段階で対応できればするほど大きな問題になりませんが、埋没毛が炎症を起こしてしまった場合、セルフケアでは対応しきれないことがあります。炎症を起こしている以上、早急に対応しなければならないので、皮膚科に通院して治療を行いましょう。
炎症した状態の埋没毛をセルフケアで治そうとした場合、余計な刺激を加えることになって悪化してしまう恐れがあります。

皮膚科では、炎症を抑える効果のある内服薬や、埋没毛が発生している患部に塗る軟膏を処方されるケースが多いです。
ただ、炎症の状態が非常に悪化し、毛穴に雑菌が入り込んで膿んでしまう「毛嚢炎」になると、切開して膿を出さなければならないこともあります。放置した場合は症状が悪化しやすくなるので、埋没毛が炎症反応を起こしているのを見つけた場合は、早い段階で皮膚科に足を運び、治療を受けると良いでしょう。

埋没毛の原因を理解して自分に合った対処法を選びましょう




今回の記事で、埋没毛になってしまう原因やその対処法についてさらに理解が深まったと思います。
埋没毛を作らないためにはきれいに脱毛してしまうことが最善策ですが、価格などを考えて対処するのに迷われる方も多くると思います。

そのような方には、家庭用脱毛器での脱毛がおすすめです。現在の家庭用脱毛器は、大手サロンでも使用されている脱毛方法を取り入れた商品もあるため、自宅でも簡単に脱毛が可能です。初めて脱毛する方にもおすすめできます。

しかし、家庭用脱毛器は多くの種類があるため、何を重視して選ぶのか迷ってしまいます。

おうち美容の最新トレンドを発信しているサイトBIKATSUでは、家庭用脱毛器をおすすめのポイント・価格・評判の3点を比較してランキングを出しているので、ぜひ一度ご参考にしてください。

おすすめの家庭用脱毛器を知りたい方はBIKATSU Magをチェック!

家庭用脱毛器ランキングTop5を紹介

BIKATSU Magが選ぶおすすめの家庭用脱毛器をランキング形式でご紹介しています!

1

BiiTo2

性別や年齢に関係なく脱毛・美肌ケアができる

BiiTo2は、脱毛器のなかでも性別や年齢に関係なく使用できる家庭用脱毛器です。
男性はもちろん、9歳以上の子どもでも使えます。
脱毛ヘッドを脱毛したい部位ごとに付け替えることで、顔やVIOを含む、全身の脱毛が可能です。
さらに、脱毛の機能だけではなく、肌の張りやニキビをケアする機能も付いており、1台で脱毛と美肌ケアを行える総合美容器となっています。

BiiTo2の写真

2

ケノン

コンデンサを4つ搭載した高出力で脱毛ができる

ケノンは、自社で広告展開を行っていないにもかかわらず、口コミで広まり認知度を上げた日本製の脱毛器です。本体が大きいため持ち運びはできませんが、光を照射するためのパワーをためるコンデンサを4つ搭載しているため、出力が高く脱毛の効果を実感するまでの期間が短いという特徴があります。また、カートリッジが5種類あるため、適切に付け替えることで男性のヒゲなどの剛毛やVIOでも脱毛を行うことが可能です。


3

LAVIE

便利な5つの機能を搭載し短時間で広範囲の脱毛ができる

LAVIEは、脱毛を行う際に便利なオート照射機能など5つの機能を搭載してされているため、初めて脱毛を行う方にも使いやすい脱毛器です。また、大手脱毛サロンでも採用されているIPL脱毛方式を採用しているため、短時間で広い範囲の脱毛ができる特徴があります。LAVIE本体は2kgと少し重たいですが、繋がっているハンドピースが約200gと非常に軽く、握りやすいグリップ設計となっているので長時間脱毛を行っても疲れにくい工夫もされています。


Recommend

おすすめ記事