家庭用脱毛器は本当に安全?知っておきたい選び方と注意点

家庭用脱毛器は、自宅で手軽にムダ毛ケアができます。自宅で気軽に脱毛ケアをしたいと考えている方や家庭用脱毛器の購入を検討している方のため、家庭用脱毛器の種類や特徴について解説します。

光美容脱毛器、レーザータイプの脱毛器、ローラー式の脱毛器のタイプ別に安全性や注意点を紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。この記事を読むことによって家庭用脱毛器の基本や効果的な使い方などがわかります。

光美容脱毛器について




コロナ禍で脱毛サロンになかなか行くことができずに悩んでいる方におすすめなのが家庭用脱毛器です。


しかし、家庭用脱毛器と一言でいっても、さまざまな種類があり、どれを選べばいいかわからないという方も多いはずです。

家庭用脱毛器のなかで最もポピュラーなのがこの光美容脱毛器です。
別名フラッシュ式光脱毛器とも呼ばれています。

光美容脱毛器では、毛のメラニン色素に光を照射させて脱毛ケアを行なっていきます。
毛根にダメージを与えることで徐々に毛が薄くなっていきます。

光美容脱毛の特徴4つ

  • 1回の照射範囲が広いため、短時間で脱毛ケアができる
  • レーザータイプよりも痛みが少ない
  • 美顔器機能など様々な便利機能を掲載しているアイテムが多い
  • 価格は1〜10万円と幅広い

広範囲に光を照射するため、短時間で脱毛ケアができること、そして痛みが少ないという特徴があります。また、予算に合わせたアイテムを選べるのもうれしいポイントです。なかには美顔器機能を搭載したアイテムも販売されていますので、自宅で気軽に美肌ケアができます。

【光美容脱毛器】使用時の注意点




光美容脱毛器を使用する際の注意点は次の通りです。

  • 最低1週間は照射間隔をあけること
  • ホクロやニキビ、あざや怪我をしている場所を避けて照射すること
  • 同じ箇所を繰り返し照射しないこと
  • 出力は徐々に上げていくこと

光脱毛器は使い方がシンプルなものも多く、痛みを伴わないため安心して脱毛ケアができるでしょう。
痛みに弱い方は、出力が低い状態からスタートさせて、徐々に出力アップしていきましょう。

レーザータイプの家庭用美容脱毛器について




レーザー対応の家庭用美容脱毛器は、レーザーをメラニン色素に反応させた時に発生する熱で毛根にダメージを与えることで、脱毛効果を実感することができます。

以下にレーザータイプの家庭用脱毛器の特徴を5つ紹介します。
  • 光脱毛器に比べて効果を実感しやすい
  • 太い毛や硬い毛に対してもアプローチできる
  • 痛みが強い
  • 照射範囲が狭いため、一度の脱毛にかかる時間が長い
  • 機種が少ないため、光脱毛器よりも選択肢が少ない

このレーザータイプの脱毛器は、医療脱毛サロンでも導入されており、比較的効果を実感しやすいのが特徴です。
太い毛や硬い毛にもアプローチできるので、より高い効果を感じたい方におすすめです。
しかし、光脱毛器と比較してかなり痛みが大きいこと、そして1度の脱毛ケアにかかる時間がかなり長いこと、機種がまだまだ少ないため、選択肢が多くないことなどのデメリットがあります。

 

▶参考記事:レーザー脱毛は体に悪い?よくある疑問を解決

【レーザータイプ脱毛器】使用時の注意点




レーザータイプの美容脱毛器を使用する際の注意点は次の通りです。

  • 照射できる箇所を確認すること
  • 2週間に1度のペースで照射すること
  • 体調が悪い時の照射は避けること
  • ホクロ、ニキビ、あざや怪我の箇所は避けて照射すること
  • 同じ箇所を何度も照射しないこと
  • 出力は徐々に上げていくこと

    東京都生活文化局は、家庭用レーザー脱毛器に関して次のような見解を示しています。

    家庭用レーザー脱毛機等に使用されているレーザー光線は、毛や他の黒い色素に吸収されると熱に変わるため、誤ってホクロやアザなどに照射すると火傷をおこす恐れがある。特に、目は皮膚などに比べて障害を受けやすく、レーザー光線が当たると、網膜などを焼き失明する恐れがある。

    引用元:東京くらしWEBいわゆる家庭用レーザー脱毛機等は安全性に疑問

    このように、使用方法を誤ることで取り返しのつかない大事故につながりかねません。取扱説明書に記載されている内容をきちんと確認した上で、ルールを守って使っていきましょう。 また信頼できる企業が取り扱っている脱毛器を選ぶことも大切です。類似品や欠陥品を購入しないように気を付けましょう。

    ローラー式の美容脱毛器について




    ローラー式の美容脱毛器とは、一般的な電気シェーバーのように肌の上を滑らせることで毛を引き抜くタイプの脱毛器です。

    光脱毛器やレーザー脱毛器とは異なり、一時的に毛を抜くための脱毛器ですので、毛量を減らすことや毛を薄くする効果は期待できません。

    以下にローラー式美容脱毛器の特徴を6つ紹介します。
    • 短時間で脱毛処理ができる
    • 細かい毛や細い毛、太い毛まで幅広い毛に対応している
    • 防水機能がついているアイテムが多く、浴室内で使用できる
    • コスパがいい
    • 脱毛時に大きな痛みを伴う
    • 脱毛効果は持続せず、一時的なものである

    シェーバーのように肌の上を滑らせるだけでOKなので、短時間にかつ簡単に脱毛処理ができるのが大きな特徴です。
    また、短い毛や細かい毛、細い毛にも対応しています。
    入浴中に使用できるよう防水機能がついているアイテムが豊富なのもうれしいポイントですね。

    しかし、毛抜きで毛を抜くような痛みを伴うため、太い毛や硬い毛を抜くときには注意が必要です。さらに、毛を一時的に抜くだけなので、脱毛効果が持続しないというデメリットもあります。

    【ローラー式美容脱毛器】使用時の注意点


    ローラー式美容脱毛器を使用する際の注意点は次の通りです。

      • 顔やIOライン、太ももやひじ、ひざの内側には使用しないこと
      • 脱毛器のヘッドを肌に当てたまま往復しないこと
      • ホクロやあざの周辺を避けて脱毛する

    ひじやひざ、太ももなどの内側の皮膚はとてもたるみやすく、出血するリスクがとても高くなるので使用しないでください。
    また、ヘッドをあてたまま往復してしまうと、肌を傷つけてしまう危険性があります。ほくろやアザの周辺も避けて脱毛ケアすることも忘れないようにしましょう。

    家庭用脱毛器の効果的な使い方




    家庭用脱毛器を使用する際は、効果的な使い方について確認しておきましょう。以下の3つがポイントです。

    照射レベルを部位に合わせて設定する


    照射レベルを高くするとそれだけ効果が高くなりますが、痛みも強くなります。そのため、部位によって照射レベルを調整しながら使用することが重要です。

    まず、初めて使用する場合は最小のレベルから設定した方が良いでしょう。問題なければ、徐々にレベルを上げていきます。
    痛みを感じやすい部位は、出力を低めに設定しておくのがおすすめです。例えば、VIOはデリケートな部位であることから痛みを感じやすいといわれます。

    照射部位を保冷剤などで冷やす


    照射する際は、照射の前後に保冷剤を使って肌を冷やしましょう。まず、しっかり10秒ほど冷却してから照射し、再度保冷剤で10秒ほど冷却する形です。
    照射前に冷却することにより痛みを抑えられるだけでなく、ダメージの軽減にも繋がります。照射後は肌が熱を持っている状態なので、熱ダメージから肌を守るためにしっかり冷やしてください。

    照射口を部位に直接当てて照射する


    照射する際、照射口を肌から離さないように注意が必要です。離した状態で行うと十分な効果が得られません。

    脱毛前後の注意点について




    脱毛の効果をより実感するため、そして脱毛後の肌トラブルを防ぐためにも、脱毛前後の注意点をしっかりと守ることが重要です。

    そこでここからは、脱毛前、脱毛後に注意してほしいポイントについて詳しくご紹介します。

    脱毛前の注意点


    脱毛前は脱毛処理や肌や体調の状態に気を配るようにしましょう。脱毛前に注意してほしいポイントは次の6つです

      • 正しい自己処理方法で除毛すること
      • 日焼けを避けること
      • 激しい運動を避けること
      • 飲酒を控えること
      • 服薬中の場合は脱毛できないケースがある
      • 予防接種後は脱毛できないケースもある

    脱毛器を使用する前には、ムダ毛を予め正しい方法で処理することがとても大切です。処理していない状態で脱毛器を使うと、激しい痛みや熱を感じてしまうことがあります。ムダ毛の正しい自己処理方法は次の通りです。
    • 自己処理のタイミングは照射する1〜3日前
    • 自己処理はシェーバーや電気シェーバーを使うこと
    • 手の届きにくい部分ややりにくい箇所を無理に処理しないこと

      ヤケドや肌の炎症を起こす可能性が高まりますので、日焼けをした肌への脱毛器の使用は避けましょう。

      また、脱毛前に運動や飲酒などで血流がよくなった状態で脱毛器を使用すると、脱毛後に肌の炎症を起こしてしまうこともあります。

      加えて、服薬中の薬によっては脱毛器が使用できないこともあります。抗ヒスタミン薬や抗うつ剤、抗がん剤やキノロン系抗菌薬などを服用している方は、特に注意が必要です。脱毛器に記載されている注意事項をしっかりと確認してください。

      さらに、予防接種後は、発熱や倦怠感などの症状が出る場合があります。体調が不安定な状態で脱毛器を使用することは避けてください。接種後は1週間程度の期間を空けてから脱毛処理をしていきましょう。

      脱毛後の注意点


      脱毛後の肌はとても揺らぎやすくデリケートな状態となっています。そのため、以下のポイントに気を付けて過ごしましょう。

      • 入浴やサウナは避けること
      • 日焼けを避けること
      • 激しい運動を避けること
      • 飲酒を控えること
      • 肌への刺激や乾燥を防ぐこと

      脱毛前と同様、運動や入浴、飲酒など血行がよくなる行為は避けましょう。
      また、脱毛後の肌は乾燥しやすい状態となっていますので、クリームなどを多めに塗って保湿ケアをしていきましょう。

       

      肌の炎症を防ぐために日焼けも避けてください。

      保湿ケアに関しては、部位別に保湿方法が変わってきます。
      それぞれの場所に適した保湿を行うことでより効果的な脱毛を行うことができるでしょう。
      こちらの記事では、部位別の保湿方法の他、保湿の重要性をご紹介しています。

      気になる方はぜひご覧ください。

      ▶参考記事:脱毛後の保湿が大切な理由とは?部位別のケア方法も紹介

      家庭用脱毛器に効果はあるのか?




      ここまでで家庭用脱毛器の種類や脱毛前後での注意点を紹介してきました。

      こちらで詳しく家庭用脱毛器に効果はあるのかどうかまとめていますので、ぜひ合わせてご覧ください。

      ▶参考記事:家庭用脱毛器に効果はある?使用時の注意点もあわせて解説

      家庭用脱毛器を使用する際のQ&A




      家庭用脱毛器を使用する上でよくある疑問に回答していきます。

      Q:家庭用脱毛器の使用後に毛が抜けるのはいつ頃ですか?


      家庭用脱毛器を使用してから毛が抜けるまでには、2週間ほどの期間がかかります。自然に抜け落ちる形になるので、抜けないからといって無理に抜かないようにしましょう。
      肌の新陳代謝であるターンオーバーに伴って抜け落ちてきます。つまり、ターンオーバーを整えることが重要なので、脱毛の処理をした部位は保湿ケアを丁寧に行う、焼け対策を取るなどしてターンオーバーを助けましょう。

      Q:どんな場合にカートリッジの交換が必要ですか?


      カートリッジ交換式の家庭用脱毛器を使用する場合、適切なタイミングでカートリッジの交換が必要です。
      まず、ショット数がゼロになり、使い切ったタイミングで交換が必要になります。カートリッジ交換式は本体交換式と異なり、カートリッジのみを交換すればまた使えるようになるのが魅力です。

      それから、脱毛部位を変える際も適切にカートリッジを交換しましょう。例えば、足や背中などに使用する場合、広範囲に対応できるように照射口が大きく作られているタイプのカートリッジを使えば、時間の節約になります。
      また、脇やVIOなど毛が濃い部分の脱毛を行う場合、剛毛用のカートリッジを選択すると良いでしょう。
      どのような用途のカートリッジが用意されているかについては、選択する家庭用脱毛器によって異なります。

      Q:セルフ脱毛の効果的な方法はありますか?


      効果的に脱毛を行うためには、あらかじめ丁寧にシェービングしておくことが大切です。脱毛する当日ではなく、前日までにシェービングを済ませておきましょう。
      これは、シェービング直後は肌に負担がかかっている状態であり、施術に適していないからです。また、ムダ毛がほんの少しだけ出ている状態で脱毛器を当てるのが効果的であるため、シェービング直後よりも脱毛前日のシェービングおすすめします。肌荒れを防ぐため、脱毛完了後はしっかり保湿しましょう。

      Q:照射した部位の赤みが引かない場合はどうすればいいですか?


      赤みを抑えるために実践したいのが、しっかり冷やすことです。保冷剤を当て、きちんと冷やしましょう。
      照射前後の冷却が足りないと火傷に繋がってしまう恐れがあります。冷やしたあとに保湿を行ってください。
      これらの対応でも赤みが引かない場合、火傷をしてしまった可能性があります。赤みがひどい場合や、痛みを感じるような場合は、一度専門機関を受診して状態を診てもらいましょう。

      家庭用脱毛器の注意点を正しく理解して安全に脱毛を行いましょう




      家庭用脱毛器の安全性に不安を感じている方も、それぞれの脱毛器の特徴や注意点を理解しておけば、安心して脱毛ケアができるはずです。

      ご利用になる脱毛器の取扱説明書に目を通し、使用する頻度や脱毛箇所を確認しましょう。
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      BIKATSU Magが選ぶおすすめの家庭用脱毛器をランキング形式でご紹介しています!

      1

      BiiTo2

      性別や年齢に関係なく脱毛・美肌ケアができる

      BiiTo2は、脱毛器のなかでも性別や年齢に関係なく使用できる家庭用脱毛器です。
      男性はもちろん、9歳以上の子どもでも使えます。
      脱毛ヘッドを脱毛したい部位ごとに付け替えることで、顔やVIOを含む、全身の脱毛が可能です。
      さらに、脱毛の機能だけではなく、肌の張りやニキビをケアする機能も付いており、1台で脱毛と美肌ケアを行える総合美容器となっています。

      BiiTo2の写真

      2

      ケノン

      コンデンサを4つ搭載した高出力で脱毛ができる

      ケノンは、自社で広告展開を行っていないにもかかわらず、口コミで広まり認知度を上げた日本製の脱毛器です。本体が大きいため持ち運びはできませんが、光を照射するためのパワーをためるコンデンサを4つ搭載しているため、出力が高く脱毛の効果を実感するまでの期間が短いという特徴があります。また、カートリッジが5種類あるため、適切に付け替えることで男性のヒゲなどの剛毛やVIOでも脱毛を行うことが可能です。


      3

      LAVIE

      便利な5つの機能を搭載し短時間で広範囲の脱毛ができる

      LAVIEは、脱毛を行う際に便利なオート照射機能など5つの機能を搭載してされているため、初めて脱毛を行う方にも使いやすい脱毛器です。また、大手脱毛サロンでも採用されているIPL脱毛方式を採用しているため、短時間で広い範囲の脱毛ができる特徴があります。LAVIE本体は2kgと少し重たいですが、繋がっているハンドピースが約200gと非常に軽く、握りやすいグリップ設計となっているので長時間脱毛を行っても疲れにくい工夫もされています。


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