セルフ脱毛の6つの方法とそれぞれのメリット・デメリット

脱毛は、エステサロンだけではなく自分自身でも行うことができます。普段のお手入れにひと手間をかけるだけで手軽に無駄な毛を減らしていけるので、いくつかの方法をチェックしておきましょう。

コツを押さえておけば、セルフ脱毛でもトラブルなく安全に毛を減らせます。この記事では、自宅で自分でもできるセルフ脱毛の方法を詳しく紹介していきます。

セルフ脱毛の前に知っておきたいポイント、実施の際の注意点もあわせて紹介しますので、セルフ脱毛の方法や注意点をチェックしたい方はぜひご覧ください。

自宅でできるセルフ脱毛の方法一覧


セルフ脱毛の方法は主に6種類あります。 

ここからは、それぞれの方法の概要とメリット・デメリットを紹介していきます。 

方法①家庭用脱毛器を使う

 

セルフ脱毛で最もおすすめなのは、家庭用脱毛器を使うという方法です。 

 

家庭用脱毛器とは、ムダ毛の毛根に特殊な光を当てて科学的に反応させることで、毛を抜けやすくするという仕組みの機器です。 

美容クリニックでも使われているようなものと基本的な仕組みは一緒で、家庭用の場合は個人でも安全に使用できるような工夫がされています。 


▶参考記事:家庭用脱毛器は本当に安全?知っておきたい選び方と注意点

メリット

 

家庭用脱毛器を使ってセルフ脱毛を行うメリットは、他の方法と比べて肌への負担が少ないという点です。 

 

脱毛サロンで使う機器と基本的な仕組みは一緒のため、コツさえつかめばセルフ脱毛でもサロンでの施術に近いクオリティで脱毛ができるという点も大きなメリットです。 

デメリット

 

家庭用脱毛器を使う方法のデメリットは、機器の価格が高いことです。 

安いものでも4万円程度と比較的高価なため、手軽に始めることに抵抗のある方もいらっしゃるのではないでしょうか。 

 

また、事前の毛の処理や冷却など、肌への負担を和らげるために必要な工程がいくつかあるため、お手入れに若干時間がかかるという点にも注意が必要です。 

方法②カミソリで剃る

 

次に紹介するセルフ脱毛の方法は、カミソリで剃るというものです。 

カミソリはコンビニなどでも簡単に手に入るため、やったことがあるという方も多いのではないでしょうか。 

メリット

 

カミソリでセルフ脱毛を行うメリットは、時間がないときでもすぐにムダ毛を処理できるという点です。 

カミソリ自体がとても安価で手に入りやすく、また肌の表面を滑らせるだけで簡単にムダ毛を剃ることができます。 

デメリット

 

カミソリを使う方法のデメリットは、肌へのダメージが比較的大きいという点です。 

皮膚に刃を触れさせることで肌の表面が一緒に削れてしまうため、肌の乾燥につながりやすいです。 

 

また、カミソリを使う方法では、毛を根本的に取り除くのではなく、皮膚の上に出ている部分だけを取り除くことになります。 

そのため、2~3日経つと毛根から再び毛が伸びてきて、表面がチクチクしてしまうという点もデメリットといえます。 

方法③電気シェーバーで剃る

 

次に紹介するセルフ脱毛の方法は、電気シェーバーを使うというものです。 

電気シェーバーとは、電動で刃を動かすことで刃が直接肌に当たらないように工夫がされているカミソリのことです。 

メリット

 

電気シェーバーを使うメリットは、カミソリを使うときよりも肌への負担を抑えられるという点です。 

肌に直接刃が触れないため、カミソリのデメリットであった肌へのダメージがなく安心です。 

デメリット

 

電気シェーバーを使うデメリットは、産毛などの細い毛の処理には向いていないという点です。 

ムダ毛が目立つ部分には電気シェーバーを使い、細い毛はカミソリを使うなど、いくつかの方法を使い分けるとよいでしょう。 

また電気シェーバーを使用する際は入浴前にお手入れすることをお勧めいたします。入浴後だと、水分で毛が寝てしまって、剃りづらくなってしまいます。水分が無い状態でシェーバーをあててあげることが、剃り残しなくケアできます。

方法④除毛テープで抜く

 

次に紹介するセルフ脱毛の方法は、市販されている除毛テープを使って毛を抜くという方法です。 

 

除毛テープとは、ムダ毛が気になる部位に密着させて、勢いよく剥がすことでまとめてムダ毛を抜くことができるテープのことです。 

メリット

 

除毛テープを使ってセルフ脱毛を行うメリットは、毛根からムダ毛を抜くことができるため数日間経っても毛が伸びてチクチクすることがないという点です。 

ただし、1週間程度経つと新たに毛が生えてくるため、ふたたび除毛テープを使う必要があります。 

デメリット

 

除毛テープを使うデメリットは、気になる部位のムダ毛をまとめて抜くため、痛みが生じるという点です。 

ムダ毛を抜いた毛穴から雑菌が入って肌が荒れてしまうということもあります。 

方法⑤除毛ワックスで抜く

 

次に紹介するセルフ脱毛の方法は、除毛ワックスを使うという方法です。 

 

除毛ワックスとは、ムダ毛を処理したい部位に接着剤のような液体を塗り、除毛テープと同じく勢いよく剥がすことで毛をまとめて抜くことができるというものです。 

メリット

 

除毛ワックスの基本的な仕組みは除毛テープと同じため、毛根からムダ毛を抜くことができるというメリットも共通しています。 

さらに、肌に液体を塗るという特徴を活かして、保湿成分などの肌に優しい成分が配合されているものもあるという点は除毛ワックスならではのメリットです。 

デメリット

 

除毛ワックスのデメリットもやはり除毛テープと同じく、痛みが生じることがあるという点です。 

また、除毛テープと比べるとワックスを温める必要があるなど、準備にやや時間がかかることがあります。 

方法⑥除毛クリームを使う

 

最後に紹介するセルフ脱毛の方法は、除毛クリームを使うというものです。 

 

除毛クリームとは、毛を溶かす成分が配合されているクリームのことです。 

セルフ脱毛を行いたい部分にクリームを塗って、一定の時間放置したあとに洗い流すことでムダ毛を処理できます。 

メリット

 

除毛クリームを使うメリットは、数日後に毛が伸びてきてもチクチクしにくいという点です。 

 

除毛クリームを使う方法ではカミソリと同じく、毛の表面に出ている部分だけを取り除くことになります。 

しかし、除毛クリームの場合はカミソリとは異なり、毛の断面を丸く処理できるため、チクチクしにくいという特徴があります。 

 

また、刃物を使わず無理に毛を抜くこともないため、肌への負担が少ないという点もメリットです。 

デメリット

 

除毛クリームのデメリットは、敏感肌の人には向かないという点です。 

クリームに配合されている成分によって、肌が弱い人はムダ毛だけでなく肌もダメージを受けてしまうことがあります。 

自宅でできるセルフ脱毛の部位一覧

 



セルフ脱毛を行う際は、鏡などでしっかりと確認できる部位にとどめましょう。
 

なぜなら、目視できない部位まで行ってしまうと、脱毛の仕上がりにムラができることや、怪我をしてしまうことなどが考えられるためです。 

 

また、部位によって向いている脱毛の方法が異なります。 

以下に、セルフ脱毛ができる部位と向いている方法をまとめました。 

セルフ脱毛が可能な部位 

  • 顔:カミソリ、電気シェーバー
  • 腕・すね:すべての方法
  • 脇:家庭用脱毛器、カミソリ、除毛クリーム
  • VIOライン:家庭用脱毛器、カミソリ、電気シェーバー

 

顔やVIOラインなどの肌が敏感な部位は、除毛テープやワックス、クリームの使用を控えたほうがよいでしょう。 

また、家庭用脱毛器を顔に使用すると、最悪の場合は失明してしまうおそれもあるため、顔に使いたい場合は顔への使用が問題ないものを選びましょう。 

 

脇は脱毛を行いたい部位のなかでもカーブしているため、除毛テープやワックスなどを使った密着させて剥がすタイプのセルフ脱毛は向いていません。 

セルフ脱毛器を使う前に押さえておくこと




セルフ脱毛器は、カミソリやジェルに加えて脱毛が行えるアイテムです。光を照射して毛に働きかけられるので、正しい使い方や手順を押さえておく必要があります。3つのポイントに沿って手順をみていきましょう。

ムダ毛を処理する


脱毛器はシェーバーやジェルのような除毛アイテムとしては使えないため、使用の前はしっかりとムダ毛を処理しておきましょう。シェーバーなどを使って剃り落とすなどして、肌表面に毛が密集しないように整えます。

毛が生えたまま脱毛器を使用すると、毛の色に反応するなどして火傷の原因になるおそれがあります。また、脱毛によってできた赤みや黒ずみには照射を行わないように注意してください。

照射モードやレベルの設定をする


脱毛器の使い方は取扱説明書でチェックし、単発または連射などモードの設定を行いましょう。

背中のように面積が広い場所は、そのつど照射していると効率が低下するため連射がおすすめです。使用する部位に応じてモードを変更し、効率的で安全な使い方を意識してみてください。

ほくろやニキビに保護シールを貼る


ほくろ、ニキビは脱毛器の照射には適していないため、保護シールを貼ってガードしてください。

ニキビはすでに炎症が発生している部位ですから、威力の弱いフラッシュ脱毛でもトラブルになるおそれがあります。色素の濃いほくろ部分に照射をかけてしまうと、強い痛みが出るおそれがあります。

セルフ脱毛を行う際の注意点

 



セルフ脱毛を行う場合は、どの方法を選んだとしても、あくまで一時的にムダ毛を処理するだけであるという点には注意をしましょう。
 

ご自宅でもできる方法では、半永久的にムダ毛が生えてこない、いわゆる“永久脱毛”はできません。 

 

また、いずれの方法でも、セルフ脱毛を行った日は血行が良くなるような行動は控えましょう。 

具体的には、激しい運動や飲酒、入浴、サウナなどが挙げられます。 

 

脱毛を行ったばかりの肌は、少なからずダメージを受けています。 

この状態で血行が良くなると、肌の赤みやかゆみなどが出てきてしまうことがあるためです。 

セルフ脱毛のアフターケアの方法

 



セルフ脱毛を行ったあとは、アフターケアもしっかりと行うことが大切です。
 

家庭用脱毛器を使う際は、脱毛器から照射されるレーザーや光が毛のメラニンという成分に反応して発熱し、毛根に直接ダメージが与えられることで、毛根の働きが弱められます。 

そのため、肌は普段の生活よりも大きなダメージを受けるので、いつも以上に入念なアフターケアが必要になるのです。 

アフターケアは2つの手順で簡単にできます。 

手順①脱毛した部位を冷やす

 

保冷剤などを使って、脱毛した部位をそれぞれ3~5分ずつ冷やしましょう。 

 

脱毛した部位を冷やすことで毛穴が引き締まり、雑菌が入り込みにくくなることで炎症を防ぐという役割があります。 

手順②化粧水やクリームで保湿する

 

最後に、お手持ちの化粧水やクリームで脱毛した部位をしっかりと保湿しましょう。 

 

脱毛したばかりの肌は少なからずダメージを受けていて、乾燥しやすくなっています。 

ここで保湿をしておくことで乾燥による肌荒れを防ぐことができます。 

 

VIOラインなど、特に肌が敏感な部分のセルフ脱毛を行った場合は、アルコールフリーなどの肌に優しい化粧水を使うことをおすすめします。 

その他、保湿によって生まれる効果や、部位別の保湿方法はこちらの記事でご紹介しています。
気になる方はぜひ参考にしてみてください。

▶参考記事:脱毛後の保湿が大切な理由とは?部位別のケア方法も紹介

セルフ脱毛器でよくある失敗例




セルフ脱毛器の取り扱いは、必ず取り扱い説明書に書かれたとおりに扱うようにしましょう。間違った方法や危険をともなう使用は避け、安全に配慮しながら使用を続けてください。

ここからは、セルフ脱毛器でよくある3つの失敗例について紹介します。

失敗例①肌トラブルの発生


業務用脱毛機と比較して威力の弱い光脱毛ですが、肌のコンディションが万全ではない・保護シールを貼り忘れた・火傷や傷がある場所に照射してしまった…などの使い方で肌トラブルが発生する可能性も。

いきなり大きなケガに繋がる心配はほとんどありませんが、肌のヒリヒリ感や熱感を覚えたり、火傷で水ぶくれになってしまったりする可能性があります。傷跡から細菌感染を起こし、毛嚢炎に進行する可能性もあるため、施術前後での衛生管理にも注意が必要です。

失敗例②剃り残し・抜き残し


セルフ脱毛の前に行う除毛の段階で、剃り残しや抜き残しが発生する場合もあります。事前にムダ毛が密集していない状態までお手入れをする必要がありますが、すべての毛を手入れしきれず、部分的に毛が残ってしまう場合があります。

脱毛器は濃い色の毛に反応するため、剃り残しや抜き残しが発生すると、その部分が熱を感知しやすく、熱感や火傷の原因となるため、剃りきれない部分は抜くか、抜ききれない部分は剃るようにして対応してください。

失敗例③埋没毛の発生


脱毛を完了したと思ったあと、肌の下で毛が伸びてくる「埋没毛(まいぼつもう)」が発生するトラブルも多くみられます。

埋没毛は毛の太さや部位に関わらず発生しますが、毛根が健康なまま毛穴だけが塞がれると埋没状態となるため、炎症や毛穴詰まりのような肌トラブルにならないように肌をしっかりと保湿し、清潔にしながら脱毛を行うようにしましょう。

家庭用脱毛器の種類を解説


今回の記事では6つのセルフ脱毛の手法とそれぞれのメリットデメリットについて解説しました。
セルフ脱毛をお考えの方は自身に合った手法を選ぶためにきちんとそれぞれの手法を比較しましょう。

また、下の記事では家庭用脱毛器の種類について解説しています。
家庭用脱毛器部位や肌に合わせて選ぶ必要があるのでぜひ参考にしてみてください。

▶参考記事:家庭用脱毛器にはどんな種類があるかを解説!

自分に合ったセルフ脱毛のやり方を見つけましょう

 



以上、
6種類のセルフ脱毛のやり方をメリット・デメリットとともに紹介いたしました。 

 

セルフ脱毛の方法にはさまざまなものがありますが、最もおすすめなのは家庭用脱毛器を使う方法です。 

肌へのダメージを最小限に抑え、サロンと同じ方法でご自宅にいながらムダ毛を処理できます。また、どの方法を選んだ場合でも、セルフ脱毛後のアフターケアはしっかりと行いましょう。 
本記事を参考に、ぜひセルフ脱毛を行ってみてください。

当サイトでは働く女性の自宅でのビューティケアをサポートするべく、オススメ家庭用脱毛器の紹介を中心として、脱毛・スキンケアに関連するお役立ちコラムの発信などもしていますので、その他のコンテンツも是非チェックしてみてください。

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家庭用脱毛器ランキングTop5を紹介

BIKATSU Magが選ぶおすすめの家庭用脱毛器をランキング形式でご紹介しています!

1

BiiTo2

性別や年齢に関係なく脱毛・美肌ケアができる

BiiTo2は、脱毛器のなかでも性別や年齢に関係なく使用できる家庭用脱毛器です。
男性はもちろん、9歳以上の子どもでも使えます。
脱毛ヘッドを脱毛したい部位ごとに付け替えることで、顔やVIOを含む、全身の脱毛が可能です。
さらに、脱毛の機能だけではなく、肌の張りやニキビをケアする機能も付いており、1台で脱毛と美肌ケアを行える総合美容器となっています。

BiiTo2の写真

2

ケノン

コンデンサを4つ搭載した高出力で脱毛ができる

ケノンは、自社で広告展開を行っていないにもかかわらず、口コミで広まり認知度を上げた日本製の脱毛器です。本体が大きいため持ち運びはできませんが、光を照射するためのパワーをためるコンデンサを4つ搭載しているため、出力が高く脱毛の効果を実感するまでの期間が短いという特徴があります。また、カートリッジが5種類あるため、適切に付け替えることで男性のヒゲなどの剛毛やVIOでも脱毛を行うことが可能です。


3

LAVIE

便利な5つの機能を搭載し短時間で広範囲の脱毛ができる

LAVIEは、脱毛を行う際に便利なオート照射機能など5つの機能を搭載してされているため、初めて脱毛を行う方にも使いやすい脱毛器です。また、大手脱毛サロンでも採用されているIPL脱毛方式を採用しているため、短時間で広い範囲の脱毛ができる特徴があります。LAVIE本体は2kgと少し重たいですが、繋がっているハンドピースが約200gと非常に軽く、握りやすいグリップ設計となっているので長時間脱毛を行っても疲れにくい工夫もされています。


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