脇毛のセルフ脱毛方法と自己処理で注意したいポイント
脇毛の自己処理方法は意外に知られておらず、デリケートな話題でもあるため、人には聞きづらいかもしれません。そこで、この記事では脇毛の自己処理を正しく行う方法と、セルフ脱毛のメリット・デメリット・注意点を紹介します。
露出の多い春から秋にかけて、脇を出しやすくするためにセルフ脱毛を考えている方は、ぜひ記事を参考にてください。
目次
脇毛の2つの役割
脇毛の役割は、脇の下のリンパを守っている・肌の摩擦を防ぐことの2つです。
脇毛があることでクッションの役割を果たし、脇の下のリンパを外部の刺激から守ってくれます。
また、肌の摩擦を防ぐことも役割の1つです。
脇毛が無いと腕を動かした際に脇と服が擦れてしまい、肌が傷つく可能性があります。
脇毛があることで摩擦を減らすことができ、肌の表面が傷つくことから守ってくれます。
脇毛を自己処理する6つの方法
脇毛を自己処理する方法は、主に6つあります。
▶参考記事:ムダ毛処理の6つの方法とやってはいけない事を紹介
方法①カミソリ
1つ目の方法は、カミソリの使用です。
カミソリを使う場合は、肌への刺激を減らすジェルを脇に塗ってから、刃が肌に水平になるように滑らせて処理を行います。
カミソリを使っての処理は、安く手入れできることがメリットです。
カミソリは、コンビニやスーパーなどで数百円程度の値段で販売されています。
デメリットとしては肌を痛める場合があることです。
深剃りができる分、肌の表面まで削ることもあるので注意しましょう。
刃こぼれや錆びていると肌を傷つけることがあるため、使用前に確認してから使用することをおすすめします。
方法②シェーバー
2つ目の方法は、シェーバーの使用です。
シェーバーは肌と直角になるように当て、脇毛の生えている方向に逆らうようにして使います。
シェーバーを使うメリットは、肌へのダメージが少なく済むことです。
肌にシェーバーの刃が直接当たらないように設計されているため、肌の表面を削ることなく処理ができます。
デメリットは、こまめな処理が必要になることです。
カミソリと比較をしてシェーバーは深剃りができないため、剃り残しがある場合やこまめな手入れが必要になります。
方法③毛抜き
3つ目の方法は、毛抜きの使用です。
毛抜きは、ピンセットで毛の根元をもって引っ張るように毛を抜きます。
毛抜きは根元から毛を処理できるため、つるつるな肌になることがメリットです。
デメリットは処理に時間がかかることがあり、毛を1本ずつ抜くためすべての毛を抜くまでに時間がかかります。
毛抜きを使うことで毛が埋まった状態で生えてしまい、かゆみを引き起こす可能性もあるため注意しましょう。
▶参考記事:肌の下に埋没毛が!埋もれ毛になる原因と正しい処理方法や予防法
方法④除毛クリームやワックス
4つ目の方法は、除毛クリームやワックスの使用です。
除毛クリームやワックスの使い方は、脇に塗り10分程度放置した後、ティッシュで毛をふき取ります。
除毛クリームやワックスを使うメリットは、簡単に処理ができることです。
肌に直接塗り放置するだけで、簡単に除毛ができます。
デメリットは、肌への負担が大きいことです。 敏感肌の方であれば炎症が起こる場合や、含まれている成分が肌に合わないことで肌荒れを起こすことがあります。
正しい除毛クリームの使い方については、以下の記事でも詳しく紹介しておりますので、是非参考にしてみてください。
▶参考記事:除毛クリームを使うメリットとは?正しい使い方とともに紹介
方法⑤家庭用脱毛器
5つ目の方法は、家庭用脱毛器の使用です。
家庭用脱毛器での処理は、電源を入れて照射レベルを調節した後に脇に照射して行います。
家庭用脱毛器は光やレーザーを使い、毛根にダメージを与えて除毛する方法です。
家庭用脱毛器を使用するメリットは、将来的に脇毛の処理が簡単になることです。
繰り返し使っていくことで毛が薄くなっていき、処理が楽になります。
デメリットとしては、即効性が無いことです。
1回の使用で毛が無くなるわけではないので、今すぐに処理をしたいという方には向いていないといえます。
他の方法と並行して家庭用脱毛器を使用することで、徐々に毛を薄くしていく使い方がおすすめです。
家庭用脱毛器の正しい使い方に関しては以下の記事で解説しておりますので、あわせてご覧ください。
▶参考記事:家庭用脱毛器の正しい使い方と使用上の注意点
方法⑥脱毛エステやサロン
6つ目の方法は、脱毛エステやサロンに通うことです。
脱毛エステやサロンでは、パワーの強い業務用脱毛器を使いスタッフの方が脱毛の施術を行います。
脱毛エステやサロンでの処理のメリットは、将来的に毛が減ることで自己処理が楽になることです。
個人差はありますが、6か月ほど通うことで毛が減り効果を実感する方が多くなります。
デメリットについては、費用が高いことです。
脱毛エステやサロンによって費用は異なりますが、全身脱毛となると数十万円ほどかかるサロンが多いため費用の負担が大きくなる可能性があります。
家庭用脱毛器と脱毛サロンの違いについては、こちらの記事でご紹介していますので、ぜひご覧ください。
▶参考記事:家庭用脱毛器と脱毛サロンの違いを解説
脇毛を自己処理する際に肌へのダメージを減らす2つのポイント
脇毛を自分で処理する際に、肌へのダメージを減らすためのポイントは2つあります。
ポイント①ホットタオルで温める
1つ目のポイントは、ホットタオルで温めることです。
ホットタオルで温める効果として、毛穴が開き根元から処理をしやすくなります。
肌を温めることで、温めずに処理をする場合と比較して毛穴も開きやすくなり、肌の表面も柔らかくなるため肌へのダメージが少なく処理が可能です。
お風呂で脇毛の処理をする方は、温かいお湯に脇を当ててから脇毛を剃る方法でも、肌へのダメージが少なく済みます。
ポイント②念入りに保湿を行う
2つ目のポイントは、処理後に念入りに保湿を行うことです。
保湿を怠ることで、炎症を起こして痕が残ってしまうことや色素沈着など、肌トラブルを起こす危険性があります。
処理した後は、なるべく速やかに化粧水や保湿クリームを塗ることがおすすめです。
塗る際の注意点としては、化粧水や保湿クリームをたっぷり使うことが挙げられます。
手に取った化粧水や保湿クリームの量が少ないと塗る際に肌との摩擦が起き、肌にダメージを与えてしまうため注意しましょう。
その他、保湿の重要性や部位別の保湿方法に関しては、こちらの記事でご紹介しています。
気になる方はぜひご覧ください。
▶参考記事:脱毛後の保湿が大切な理由とは?部位別のケア方法も紹介
脇をセルフ脱毛するメリット
脇をセルフ脱毛すると、どのようなメリットが期待できるのでしょうか。エステサロンやクリニックにはない、3つのメリットをみていきましょう。
誰かに見られる心配がない
セルフ脱毛は一人で行うもののため、基本的に誰かに見られる心配がありません。浴室や自室で脱毛を行えるので、人の目に触れる心配がなく鏡を見ながら安全に脱毛が進められます。
ボディソープで体を洗い、脇部分を清潔にしてからシェービングクリームなどを軽く塗り拡げ、上からシェービングを行っていきます。脱毛器を使って除毛する方法もあり、こちらも好きなタイミングでムダ毛を減らせます。
自分の好きなタイミングで脱毛できる
エステサロンなどの店舗では、脱毛の施術を予約したうえで決められた日時に来店しなければなりません。時間を過ぎると予約はキャンセルとなり、再度予約を取り直しますが、混雑状況によっては予約がとれない可能性もあります。
一方、セルフ脱毛は好きなタイミングで脱毛が行えます。予約をとる必要がなく、自宅から出ずに好きな時間を選んで脱毛ができるほか、一気に脱毛をする必要がないため「剛毛だけを毛抜きで抜いておき、痛みがなくなってから細い毛をシェービングする」といったケアも可能です。
気が済むまで脱毛できる
店舗では脱毛の範囲や程度が決まっているため、徹底的にツルツルにしたい!といったケースに対応しきれない場合があります。一例として、「全身脱毛コースを選んだのに、部分的に細い毛が残っている」というケースです。
全身脱毛といっても、店舗でケアを行える範囲は決まっています。たとえば目のきわなど、急所に近い部分の毛までは脱毛できません。
一方、セルフ脱毛は毛抜きや脱毛ジェルといったさまざまなアイテムを使い分けて、気の済むまで脱毛ができます。
脇をセルフ脱毛するデメリット
セルフ脱毛はリーズナブルで、人に見られる心配もなく安心して行えるケア方法ですが、押さえておきたいデメリットもあります。3つのデメリットをチェックしていきましょう。
永久脱毛することはできない
エステサロンでは脱毛を繰り返すことで太い毛を目立たなくしていくことができます。クリニックでは医療レーザーを使った、半永久的な脱毛が可能です。
しかし、セルフ脱毛では永久的な脱毛はもちろん、半永久的な脱毛も難しくなります。
基本的に皮膚から生えている毛しか処理ができないため、クリニックで行われているような毛根を破壊するような医療脱毛や、エステサロンのように皮膚全体を脱毛・保湿してすべすべな肌に仕上げるようなプロの施術は行えません。
処理に時間がかかる
セルフ脱毛は店舗のようにスムーズな流れで施術が行えないため、ある程度時間がかかる点に注意が必要です。
セルフ脱毛の場合、脇が一度ツルツルになってもまた生えてきてしまうので、細かくケアを重ねなくてはなりません。脱毛中に肌を傷つけてしまうと、傷が治るまでその部位を避けなくてはならないため、安全にケアを進めていく手間もかかります。
脇汗が垂れやすくなる
脇の脱毛を行うと、汗をとどめておく役割をもつ毛がなくなってしまうため、わきあがってきた汗はそのまま皮膚の外に出ていきます。
脇汗の量が多い方にとっては、脇のケアがかえって汗垂れの原因になってしまいます。
脇を脱毛するときの注意点
次に、脇を脱毛するときの3つの注意点についてもチェックしていきましょう。
飲酒を控える
フラッシュを当てて脱毛を行う脱毛器は、エステサロンやクリニックのほかに家庭で使えるものも販売されています。この脱毛器を使用する場合、照射の半日程度前から脱毛後半日程度は飲酒を控えてください。
脱毛の前後で飲酒をしてしまうと、アルコールの力によって血行が促進され、皮膚が炎症を起こしやすい状態になります。脱毛器の光を過敏に感じ取ってしまうため、アルコール類は控えたうえで脱毛を行ってください。
激しい運動をしない
激しい運動も同様に、アルコールと同じく血行促進作用を与えます。激しい運動は脱毛から半日以上の時間をおいて行うなど、スケジュールを調整して行うようにしてください。
光線過敏症に注意する
脱毛器を使用する際は、服用中の薬にも注意が必要です。風邪薬や花粉症の治療薬、低用量ピルなどの身近な薬にも含まれている成分のなかには、光アレルギーを副作用として生じるものがあります。
特定の成分が含まれた薬を服用して施術を受けると、肌にかゆみが出るようなアレルギー症状が発生しやすくなるため、脱毛器で脱毛の施術を受ける方は事前にかかりつけ医や薬剤師に相談しておくと良いでしょう。
脇毛を自己処理した後は念入りに保湿を行うことが重要
いかがでしたでしょうか。
脇毛の自己処理の方法と処理する際のポイントについて紹介しました。
脇毛の処理には、カミソリや家庭用脱毛器などいくつかの方法が挙げられますが、それぞれの方法ごとにメリット・デメリットがあります。
また、自分で脇毛を処理する際には脇を温めてから行うことや、処理後の保湿をすることで肌への負担を減らすことが可能です。 自分に合う脇毛の処理方法を見つけ、正しいケアを行いましょう。
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家庭用脱毛器ランキングTop5を紹介
BIKATSU Magが選ぶおすすめの家庭用脱毛器をランキング形式でご紹介しています!
1位
BiiTo2
性別や年齢に関係なく脱毛・美肌ケアができる
BiiTo2は、脱毛器のなかでも性別や年齢に関係なく使用できる家庭用脱毛器です。
男性はもちろん、9歳以上の子どもでも使えます。
脱毛ヘッドを脱毛したい部位ごとに付け替えることで、顔やVIOを含む、全身の脱毛が可能です。
さらに、脱毛の機能だけではなく、肌の張りやニキビをケアする機能も付いており、1台で脱毛と美肌ケアを行える総合美容器となっています。
2位
ケノン
コンデンサを4つ搭載した高出力で脱毛ができる
ケノンは、自社で広告展開を行っていないにもかかわらず、口コミで広まり認知度を上げた日本製の脱毛器です。本体が大きいため持ち運びはできませんが、光を照射するためのパワーをためるコンデンサを4つ搭載しているため、出力が高く脱毛の効果を実感するまでの期間が短いという特徴があります。また、カートリッジが5種類あるため、適切に付け替えることで男性のヒゲなどの剛毛やVIOでも脱毛を行うことが可能です。
3位
LAVIE
便利な5つの機能を搭載し短時間で広範囲の脱毛ができる
LAVIEは、脱毛を行う際に便利なオート照射機能など5つの機能を搭載してされているため、初めて脱毛を行う方にも使いやすい脱毛器です。また、大手脱毛サロンでも採用されているIPL脱毛方式を採用しているため、短時間で広い範囲の脱毛ができる特徴があります。LAVIE本体は2kgと少し重たいですが、繋がっているハンドピースが約200gと非常に軽く、握りやすいグリップ設計となっているので長時間脱毛を行っても疲れにくい工夫もされています。