背中のムダ毛を一人で処理する方法と手順・注意点を詳しく紹介!
普段はあまり気にならない部位ですが、水着や背中の開いたワンピースのように背中を露出する服を着るときだけは、きれいに処理しておきたいものです。
この記事では、背中の毛の処理方法と手順を中心に押さえておきたい注意点やセルフ脱毛のメリット・デメリットを紹介します。
自分でスムーズに背中のムダ毛を処理したい、注意点をチェックしておきたい方は、ぜひ参考にしてください。
目次
背中のムダ毛を処理する方法と手順
背中のムダ毛を処理する際には、自分で背中を見ながら脱毛が行えない点に注意が必要です。同じ部位に負担をかけない、アフターケアを行うといったポイントを押さえながら、生理中のムダ毛処理についても注意が必要です。
方法①カミソリで処理する
まず紹介する方法は、ムダ毛処理の手段としてポピュラーなカミソリを使うという方法です。
自分で処理する場合は、背中専用の持ち手の長いカミソリを用意しましょう。
手順①背中を温める
最初に、ホットタオルを背中に当てて肌を温めましょう。
肌を温めることで毛穴が開くため、力を入れなくともムダ毛をきれいに処理しやすくなります。
手順②シェービング剤を塗ってカミソリで毛を剃っていく
次に、シェービング剤を背中に塗ってからカミソリで毛を剃っていきます。
このときに意識したいのは、肌への負担を抑えるために、できるだけ毛の流れに沿ってカミソリを動かすという点です。
ただし、自分で処理を行う場合は無理のない範囲で行うようにしましょう。
手順③背中を洗い流してアフターケアを行う
カミソリによる処理が完了したら、背中をシャワーで洗い流してシェービング剤や毛を落とします。
そして、最後に保湿によるアフターケアを忘れずに行いましょう。
ムダ毛を処理したあとの肌は多少のダメージを受けているため、クリームを塗って保湿しておく必要があります。
方法②除毛クリームを使う
次に紹介するのは、除毛クリームを使って背中のムダ毛を処理する方法です。
除毛クリームとは、一定時間塗って放置しておくことで、毛のタンパク質を溶かしてくれるクリームのことです。
カミソリとは違い、クリームを塗っておくだけなので、何度も手を動かす必要はありません。除毛クリームを使って一人で背中のムダ毛を処理する場合は、髪の毛をまとめておきましょう。
髪の毛にクリームがつくと、クリームの作用によって髪の毛がダメージを受けてしまう場合があるためです。
手順①事前にパッチテストを行う
除毛クリームを初めて使う場合は、事前にパッチテストを行う必要があります。
パッチテストとは、少量のクリームを肌の一部分に塗って経過を観察し、クリームの成分が自分の体質と合っているかどうかを確認するための工程のことです。
除毛クリームのパッチテストのやり方
- 腕の内側の皮膚に10円玉大の除毛クリームを塗る
- パッケージに記載されている放置時間が経過したら洗い流す
- 48時間経過するあいだに肌に異常が出ないか様子をみる
クリームを塗った部分に赤みやかゆみ・痛みなどの異常がみられた場合は、除毛クリームを使用せずに別の方法を試しましょう。
手順②背中にクリームを均一に塗る
パッチテストで特に異常が出なければ、除毛クリームを使うことができます。
背中に均一にクリームを塗っていきましょう。
このとき、クリームの量が少なすぎると、きちんと効果を発揮できないことがあります。
そのため、クリームの厚さが1mm程度になるように意識して塗りましょう。
また、市販の商品では、背中に均一に除毛クリームを塗るためのアイテムがあります。
やはり一人での作業には限界があるため、このような商品も効果的に活用していくとよいでしょう。
塗り終わったら、パッケージに記載されている内容に従って、一定時間放置します。
手順③決められた時間放置したあとに洗い流す
指定の放置時間が経過したら、ぬるま湯でクリームを洗い流します。
このときに洗い残しがあると肌がダメージを受けてしまうため、しっかりと流すことが大切です。
手順④アフターケアを行う
最後に、カミソリを使う場合と同様に、保湿によるアフターケアを行います。
お手持ちの保湿クリームを背中に塗って、除毛クリームによるダメージを受けた肌をケアしてあげましょう。
正しい除毛クリームの使い方については、以下の記事でも詳しく紹介しておりますので、是非参考にしてみてください。
▶参考記事:除毛クリームを使うメリットとは?正しい使い方とともに紹介
方法③家庭用脱毛器を使う
最後に紹介するのは、家庭用脱毛器を使って背中のムダ毛を処理するという方法です。
家庭用脱毛器とは、ムダ毛の毛根に特殊な光を当て、毛根を弱らせることで毛を自然に脱毛させることができる器具のことです。
ここまでで紹介してきた2つの方法は、皮膚の上に伸びている毛を除去するだけなので、数日経つとまた毛が伸びてきてしまいます。
しかし、家庭用脱毛器による処理では、毛を根本的に抜くことができるため、きれいな背中の状態を比較的長い間キープできます。
手順①前日にムダ毛をシェービングする
家庭用脱毛器を使う場合は、前日に処理したい部分の毛をカミソリや電気シェーバーで剃っておく必要があります。
一人で行う場合は、背中専用の長いカミソリを使って、剃り残しのないように処理しましょう。
手順②背中を保冷剤で冷却する
脱毛を行う当日は、家庭用脱毛器を使う前に背中を冷却しておきます。
これは、家庭用脱毛器の光を照射すると、一時的に肌が熱くなるためです。
事前に冷却せずに照射すると軽いやけどのような状態になってしまうことがあるため、冷却を行う必要があります。
手順③脱毛器の光を照射する
事前準備が終わったら、家庭用脱毛器の説明書に従って、背中に脱毛器の光を照射していきます。
このとき、一人で行う場合も誰かに手伝ってもらう場合も、家庭用脱毛器を扱う人はサングラスをかけましょう。
家庭用脱毛器の光は非常に強いため、万が一直視してしまうと目を痛める可能性もあるためです。
また、一人で行う場合は、スマートフォン用の自撮り棒に家庭用脱毛器を取り付けることをおすすめします。
自撮り棒を使うことで、自分の手では届かない部分まで家庭用脱毛器の光を照射しやすくなります。
▶参考記事:家庭用脱毛器の正しい使い方と使用上の注意点
手順④冷却・保湿のアフターケアを行う
処理を終えたらアフターケアを行うという点は、家庭用脱毛器を使う方法でも一緒です。
ただし、家庭用脱毛器を使う場合は保湿の前に肌の冷却を行う必要があります。
理由は、照射前に行う際と同様に、肌がやけどしてしまうリスクを減らすためです。
保冷剤でしっかりと冷却をし終えたら、クリームを塗って保湿も行いましょう。
▶参考記事:脱毛後の保湿が大切な理由とは?部位別のケア方法も紹介
背中のムダ毛を処理する際の注意点
背中の毛を処理する際は、いくつかの点に注意しなければ、肌荒れを起こしてしまうことがあります。
安全にムダ毛処理を行うために、以下で紹介する2つの注意点を守りましょう。
注意点①同じ部位に負担をかけすぎない
背中は自分の手が届きにくい場所ではありますが、何度も同じ個所を処理して負担をかけすぎないように注意しましょう。
たとえば、何度も同じ部分にカミソリを当ててしまうとその部分だけ肌がダメージを受けてしまいますし、ほかの方法でも同様のことが起こり得ます。
注意点②生理前・生理中はムダ毛処理を控える
生理前や生理中にはムダ毛処理を行わないという点にも注意が必要です。
なぜなら、生理前や生理中は肌が敏感になっているためです。
普段は問題なくとも、この期間だけカミソリを使った部分がかゆくなってしまうことや、除毛クリームを塗るとピリピリとした痛みを感じることなどが考えられます。
注意点③剃り残しがないか確認する
背中にムダ毛が多いと、剃り残しによってムラが出てしまいます。大きな鏡を使って全体を確認し、剃り残しがある部分もきれいに剃るようにしましょう。
確認が難しければ、家族や友人などの第三者にムラのある部分をチェックしてもらうか、背中用のシェーバーや脱毛ジェルで対応してみてください。
注意点④アフターケアを忘れずに行う
剃り残し部分まできれいに脱毛したあとは、アフターケアも忘れずに行いましょう。
肌をシェービングすると、皮膚表面が削られカサつきが発生します。シェービング直後は特にデリケートな状態になっており、バリア機能も失われているため、保湿を念入りに行ってください。
今までシェービングの後に保湿を行っていなかった方は、全身用のローションやデリケート肌用の化粧水、ミストなどを使って肌を保湿するようにしてください。
背中のムダ毛処理に使えるおすすめグッズ
背中のムダ毛処理には、通常のシェーバーやカミソリではなく、背中にも使える脱毛グッズや背中用の脱毛アイテムが役に立ちます。「バックシェーバー」「脱毛タオル」のそれぞれについてみていきましょう。
バックシェーバー
バックシェーバーは、背中の処理に役立つ長い持ち手のついたシェーバーです。手動タイプ(T字カミソリが大型になったもの)のほかに、電動でシェービングができるタイプも販売されています。
背中の毛が多く、効率的に処理をしたい方は自動タイプがおすすめですが、産毛ばかりで量も少ない方は手動タイプのシェーバーも使えます。脱毛前の肌に塗るシェービングクリームやシェービングローションと併用すると滑りやすくなり、皮膚への負担を抑えながら脱毛ができます。
脱毛タオル
脱毛タオルは、広範囲にムダ毛が生えている・どこにムダ毛が集まっているかわからない・シェービングは使いたくないといった場合に役立つタオルです。
通常のボディタオルよりも目が粗く、あかすり・ブラシ・パフタイプからも選べます。肌をこする手間はかかりますが、ムダ毛を絡め取る作用があるため背中の産毛に適しています。
背中の毛を自分で処理するメリット
背中の毛をサロンやクリニックではなく自分自身で処理すると、どのようなメリットが期待できるのでしょうか。2つのメリットについて詳しくみていきましょう。
自宅でいつでも処理できる
セルフ脱毛はいつでも好きなタイミングで処理ができます。自宅に戻ってそのまま脱毛が開始できるので、サロンへ出かける必要がなく思いついたタイミングでケアが始められます。
背中の脱毛は服を脱がなければならず、脱毛前に肌を清潔にする必要もあります。シャワーや入浴を行ってから脱毛を始める手間も、自宅ならそれほど面倒に感じないのではないでしょうか。
費用が安価で済む
費用を安く済ませられる点も、セルフ脱毛のメリットの一つです。サロンやクリニックでの脱毛は数万円〜数十万円がかかり、部分的な脱毛でもそれなりの費用がかかってしまいますが、自分で行う脱毛は手持ちのシェーバーやジェルがそのまま使えます。
新しく除毛クリームや部分用の脱毛アイテムを購入したとしても、エステサロンやクリニックにかかる費用よりコストをかけずに脱毛できるので、コストパフォーマンスにすぐれた方法といえるでしょう。
背中の毛を自分で処理するデメリット
費用をかけずに好きなタイミングで行える背中のセルフ脱毛ですが、いくつかのデメリットもあります。考えられる3つのデメリットをみていきましょう。
届かない範囲がある
背中は直接目視ができない部位のため、気になる場所に脱毛アイテムが届かない場合があります。部分的に手が届いたとしても、毛が密集しているかどうかまではチェックができません。
届かない部分は鏡を見て脱毛するか、第三者に見てもらいながらケアを続けるかで悩むところですが、何度もカミソリを当てると肌にダメージを与えてしまうため、ケアが行き届かない可能性もあります。
ケガをする恐れがある
繰り返しカミソリを当てる、シェーバーを滑らせるといった方法でケアをしていると、体の凹凸の部分に差し掛かったときに肌を傷つけてしまうおそれがあります。
カミソリよりもダメージの少ない除毛クリームも、肌のコンディションやタイプによっては成分が合わない可能性があります。その場合、ヒリヒリ感がずっと続いてしまい、余分な肌トラブルを招く結果になってしまいます。
肌の痛みやケガ、炎症といった肌トラブルを避けたい方は、プロが責任をもってケアを行うエステサロンの利用がおすすめです。
剃り残しやすい
セルフ脱毛のデメリットは、背中に限らず剃り残しが発生してしまうことです。きれいに脱毛したつもりでも、部分的に剃り残しが発生しムラになってしまう場合があります。
鏡を見て行うセルフ脱毛も、一部分しか鏡でチェックができないため、背中全体をまんべんなくケアするには、家族・友人・エステサロンのスタッフなど第三者に協力してもらうのが確実です。
背中のムダ毛を処理して後ろ姿に自信を
今回は、背中のムダ毛を処理する方法や注意点を紹介しました。
背中は自分の手が届かず、目で確認することも難しい部位なので、ムダ毛処理の際はできるだけ知り合いに手伝ってもらうことをおすすめします。
どうしても一人で行わなければならないという場合は、本記事で紹介したポイントを押さえて安全に作業を進めていきましょう。
当サイトでは働く女性の自宅でのビューティケアをサポートするべく、オススメ家庭用脱毛器の紹介を中心として、脱毛・スキンケアに関連するお役立ちコラムの発信などもしていますので、その他のコンテンツも是非チェックしてみてください。
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家庭用脱毛器ランキングTop5を紹介
BIKATSU Magが選ぶおすすめの家庭用脱毛器をランキング形式でご紹介しています!
1位
BiiTo2
性別や年齢に関係なく脱毛・美肌ケアができる
BiiTo2は、脱毛器のなかでも性別や年齢に関係なく使用できる家庭用脱毛器です。
男性はもちろん、9歳以上の子どもでも使えます。
脱毛ヘッドを脱毛したい部位ごとに付け替えることで、顔やVIOを含む、全身の脱毛が可能です。
さらに、脱毛の機能だけではなく、肌の張りやニキビをケアする機能も付いており、1台で脱毛と美肌ケアを行える総合美容器となっています。
2位
ケノン
コンデンサを4つ搭載した高出力で脱毛ができる
ケノンは、自社で広告展開を行っていないにもかかわらず、口コミで広まり認知度を上げた日本製の脱毛器です。本体が大きいため持ち運びはできませんが、光を照射するためのパワーをためるコンデンサを4つ搭載しているため、出力が高く脱毛の効果を実感するまでの期間が短いという特徴があります。また、カートリッジが5種類あるため、適切に付け替えることで男性のヒゲなどの剛毛やVIOでも脱毛を行うことが可能です。
3位
LAVIE
便利な5つの機能を搭載し短時間で広範囲の脱毛ができる
LAVIEは、脱毛を行う際に便利なオート照射機能など5つの機能を搭載してされているため、初めて脱毛を行う方にも使いやすい脱毛器です。また、大手脱毛サロンでも採用されているIPL脱毛方式を採用しているため、短時間で広い範囲の脱毛ができる特徴があります。LAVIE本体は2kgと少し重たいですが、繋がっているハンドピースが約200gと非常に軽く、握りやすいグリップ設計となっているので長時間脱毛を行っても疲れにくい工夫もされています。