家庭用脱毛器にはどんな種類があるかを解説!
ムダ毛を処理するための家庭用美容器は数多くあります。
種類によって、効果や肌への影響も変わってくるため、どんなものを選べばいいのかお困りの方も少なくないでしょう。
本記事では、そんな美容器のなかでも、家庭用脱毛器の種類や選ぶ際に押さえておきたいことを紹介します。
家で手軽に脱毛をしたいと考えている方はぜひ参考になさってください。
家庭用脱毛器の主な種類
処理の仕方によって、家庭用脱毛器の種類は大きく二つに分類されます。
それぞれの特徴を紹介します。
種類①フラッシュ式
1つ目に紹介する種類は、フラッシュ式と呼ばれるタイプです。
フラッシュ式は、主にサロンなどで使われる種類です。
機器から肌に光が照射されると、その部位に熱が加えられます。
毛根の働きがその熱によって弱まることで毛が抜けやすくなり、脱毛の効果が得られます。
フラッシュ式の特徴は、照射する光の出力が控えめであるということです。
光の出力が高くなく痛みが出にくいので、肌が敏感な方に合っているタイプです。
しかし、毛根へのダメージを抑えられてしまうため、効果が出始めるのも時間がかかる傾向にあります。
また、光を照射できる範囲が広いこともフラッシュ式の特徴といえます。
照射できる範囲が広いと、一度に脱毛できる範囲が広くなるため、腕や足などの大きい部位の脱毛に向いています。
種類②レーザー式
2つ目に紹介する種類は、レーザー式と呼ばれるタイプです。
レーザー式は主に医療用として使われています。
レーザー式は、レーザーを照射し、ピンポイントにムダ毛の毛根に熱を加える種類の脱毛です。
家庭用のレーザー式脱毛器は美容クリニックで使用する業務用のものに比べて低出力ですが、それでもフラッシュ式よりも高い出力を出せます。
そのため、ムダ毛が濃い部位などの脱毛に向いている機器といえます。
一方、敏感な肌の方は特に痛みを感じやすいという点には注意が必要です。
レーザー式の照射口は小さいため、処理したい場所を狙い撃ちできるメリットがありますが、広範囲の脱毛には不向きなので、処理する部位に合わせて選ぶとよいでしょう。
▶参考記事:レーザー脱毛は体に悪い?よくある疑問を解決
家庭用脱毛器を比較する際のポイント
ここからは、家庭用脱毛器を比較する際の5つのポイントについて解説します。
ポイント①照射できる範囲が適切である
1つ目のポイントは、照射できる範囲が適切であるかどうかという点です。
家庭用脱毛器は光を照射した部分の毛根に熱を与え脱毛を行います。
照射できる面積が広ければ、それだけ一度に脱毛できる範囲が増えるので、手間を減らすことができます。
脱毛したい体の部位を想定しながら、適切な照射面積の家庭用脱毛器を選びましょう。
ポイント②脱毛したい部位に対応している
2つ目のポイントは、脱毛したい部位に使用できる機器かどうかという点です。
家庭用脱毛器の種類次第では、顔やVIOなどの肌が弱い場所には使用できないものもあります。
自分がどの部位を一番脱毛したいかを決め、それに対応している機器を選びましょう。
▶参考記事:家庭用脱毛器を使ったVIO脱毛のやり方とコツ
ポイント3.光の照射レベルの調節幅が多い
3つ目のポイントは、脱毛器から発する光の照射レベルをどの程度調節できるかという点です。
光の照射レベルが高すぎると、肌に過度なダメージを与えて、腫れや火傷などのトラブルにつながってしまう可能性があります。
自分の肌や毛に合った光の加減で処理ができるように、なるべくレベルを調整できる幅が広い家庭用脱毛器を選びましょう。
ポイント4.カートリッジ式である
4つ目のポイントは、機器の照射部分を交換できるカートリッジ式か、部品交換ができない本体交換式かという点です。
カートリッジ式は1個数千円程度、本体交換式は1台数万円程度がかかるため、カートリッジ式のほうが経済的といえます。
ポイント5.照射回数が多い
5つ目のポイントは、脱毛器の光の照射回数がどれだけ多いかという点です。
家庭用脱毛器によって照射回数に違いがありますが、一般的には10~30万回程度です。
前述したとおり、脱毛は長期間にわたるので、照射回数がなるべく多いものを選ぶとコスト削減につながります。
▶参考記事:家庭用脱毛器の選び方で押さえておきたい7つのポイント
セルフ脱毛とサロン脱毛の特徴を比較
脱毛器の種類についてご紹介致しました。
セルフ脱毛のほうがいいのか、サロン脱毛のほうがよいのか迷っている方多くいらっしゃると思います。こちらの記事で、セルフ脱毛とサロン脱毛をそれぞれ比較しておりますのでぜひご覧ください。
▶参考記事:セルフ脱毛とサロン脱毛のそれぞれの特徴を比較
脱毛器と除毛器の違い
ムダ毛を処理するには、ここまで紹介した脱毛器を使った方法と、除毛器を使った方法の2種類があります。
どちらの種類でもムダ毛をなくせるという点では共通していますが、処理の仕方や効果に違いがあります。
それぞれの特徴を見てきましょう。
脱毛器の特徴
脱毛器とは、毛穴に直接ダメージを与えることで、ムダ毛の量を減少させる効果やムダ毛が生えること自体を抑制できる効果が得られる機器のことです。
毛が生える根本となる毛根に対して処置ができるので、使い続けることでムダ毛の量を徐々に減らせます。
そのため、ムダ毛のお手入れの手間を減らしたい方などにおすすめできます。
一方で、一回の脱毛で処理が完了することはなく、効果が表れるようになるまで長期間の使用が必要だという点に注意が必要です。
毛周期と呼ばれる毛の成長に合わせて、1~2週間に1回のペースで1年ほどの期間をかけて脱毛していくため、手間に感じる方もいらっしゃいます。
日焼けや温泉、プールの予定や生理前後は、肌に負担がかかってしまうため、使用を避けたほうがよいでしょう。
購入を考えている方は自分に合った脱毛器を選びましょう。
除毛器の特徴
除毛器とは、皮膚の表面のムダ毛を処理できる器具のことです。
ムダ毛に高周波を流す方法や熱を加える方法により、ムダ毛を抜いて除毛をします。
除毛器では手軽にムダ毛の処理ができることが特徴です。
脱毛の場合は、デリケートな処置のため、脱毛をする際に手間がかかってしまいます。
しかし除毛の場合は、脱毛ほどの細かい制限はないため、ムダ毛が気になった時に手軽に処理ができます。
一方で、除毛ではムダ毛の根本となる毛根に対しての処理はできません。
そのため、ムダ毛の量を減らす効果がない点には注意が必要です。
また、ムダ毛の処理をする頻度も脱毛に比べて多くなってしまいます。
ムダ毛の処理にもともとあまり手間がかかっていないような方は、除毛器でも問題ないでしょう。
セルフ脱毛のメリット
今回の記事では家庭用脱毛器の種類について解説しました。
家庭用脱毛器はフラッシュ式とレーザー式に大きく二分類されそれぞれメリットデメリットがあるので自身に合わせた脱毛器を選びましょう。
また、下の記事では6つのセルフ脱毛の方法とアフターケアの方法について解説しました。
セルフ脱毛を始めてみたいとお考えの方はぜひ参考にしてみてください。
▶参考記事:セルフ脱毛の6つの方法とそれぞれのメリット・デメリット
部位や肌に合わせて自分に合った種類の脱毛器を選びましょう
今回は、家庭用脱毛器の種類を見てきましたがいかがでしたでしょうか。
家庭用脱毛器は各メーカーがさまざまな種類のものを出しているので、自分に合った機器の候補を絞り込んでいくことが重要です。
脱毛したい部位に適した種類を選ぶよう心がけましょう。
また、脱毛は肌に負担を与えてしまうため、なるべく自分の肌質に合ったものを選ぶことをおすすめします。
当サイトでは働く女性の自宅でのビューティケアをサポートするべく、オススメ家庭用脱毛器の紹介を中心として、脱毛・スキンケアに関連するお役立ちコラムの発信などもしていますので、その他のコンテンツも是非チェックしてみてください。
おすすめの家庭用脱毛器を知りたい方はBIKATSU Magをチェック!
家庭用脱毛器ランキングTop5を紹介
BIKATSU Magが選ぶおすすめの家庭用脱毛器をランキング形式でご紹介しています!
1位
BiiTo2
性別や年齢に関係なく脱毛・美肌ケアができる
BiiTo2は、脱毛器のなかでも性別や年齢に関係なく使用できる家庭用脱毛器です。
男性はもちろん、9歳以上の子どもでも使えます。
脱毛ヘッドを脱毛したい部位ごとに付け替えることで、顔やVIOを含む、全身の脱毛が可能です。
さらに、脱毛の機能だけではなく、肌の張りやニキビをケアする機能も付いており、1台で脱毛と美肌ケアを行える総合美容器となっています。
2位
ケノン
コンデンサを4つ搭載した高出力で脱毛ができる
ケノンは、自社で広告展開を行っていないにもかかわらず、口コミで広まり認知度を上げた日本製の脱毛器です。本体が大きいため持ち運びはできませんが、光を照射するためのパワーをためるコンデンサを4つ搭載しているため、出力が高く脱毛の効果を実感するまでの期間が短いという特徴があります。また、カートリッジが5種類あるため、適切に付け替えることで男性のヒゲなどの剛毛やVIOでも脱毛を行うことが可能です。
3位
LAVIE
便利な5つの機能を搭載し短時間で広範囲の脱毛ができる
LAVIEは、脱毛を行う際に便利なオート照射機能など5つの機能を搭載してされているため、初めて脱毛を行う方にも使いやすい脱毛器です。また、大手脱毛サロンでも採用されているIPL脱毛方式を採用しているため、短時間で広い範囲の脱毛ができる特徴があります。LAVIE本体は2kgと少し重たいですが、繋がっているハンドピースが約200gと非常に軽く、握りやすいグリップ設計となっているので長時間脱毛を行っても疲れにくい工夫もされています。