脱毛後は丁寧な保湿が必要!理由とオススメのケアグッズを紹介
また、具体的にどのようなケアグッズがおすすめなのかもまとめました。この記事を読むことによって脱毛の肌トラブルを避けるためにも欠かせない保湿のポイントがわかるので、ぜひ参考にしてみてください。
目次
脱毛後の保湿が大切な理由
家庭用脱毛器を使う際は、脱毛器から照射されるレーザーや光が毛のメラニンという成分に反応して発熱し、毛根に直接ダメージが与えられることで、毛根の働きが弱められます。
そのため、肌は普段の生活よりも大きなダメージを受けるので、いつも以上に入念なアフターケアが必要になるのです。
脱毛後の肌はいつも以上にダメージを受けているので非常にデリケートです。
具体的には、脱毛時に発生する熱によって、肌の水分がなくなり乾燥肌になりやすくなっています。
肌が乾燥すると、肌を健康で美しい状態に保つ働きを持つ「バリア機能」が弱くなってしまうのです。
バリア機能が弱まると、肌からどんどんと水分が抜けてしまい、最悪の場合「ずっと乾燥肌になってしまう」というサイクルに陥ってしまう可能性もあるため、脱毛後はできるだけ早く保湿を行うことが大切です。
保湿を行わずに放置しておけば、当たり前ですがさまざまなトラブルを引き起こします。
具体的にみられる症状は以下の3点です。
脱毛の後に肌を保湿しなかった場合にみられる症状
- 肌からうるおいがなくなりカサカサになる
- 肌の熱がピリピリとした痛みを引き起こす
- 毛根の熱が原因で毛嚢炎(もうのうえん)などの毛穴のトラブルを引き起こす
脱毛後はいつもよりも肌の水分が失われ、大きなダメージを受けているため、クールダウンや保湿を行ってしっかりと肌を休ませるようにしましょう。
脱毛期間中に保湿をすることで生まれる効果
ここまで脱毛後に保湿などのアフターケアを怠るとどんなデメリットが生まれるのかについて説明しました。
続いて、脱毛期間中に保湿をするとどんな効果があるのかについて紹介します。
効果①効率よく脱毛ができる
家庭用脱毛器を使った脱毛の仕組みとは、レーザーや光によって毛根にダメージを与えるというものです。
保湿がきちんとされていない肌は、「ターンオーバー」と呼ばれる肌の生まれ変わりのサイクルが遅れ、古い角質が毛穴に詰まってしまいやすいです。
そのため、肌が保湿されていないと毛穴に詰まった角質が光やレーザーの力をさえぎってしまい、毛根までうまく届かない可能性があります。
したがって、肌の保湿をきちんと行い、きれいな状態を保つことで効率的に光やレーザーを届けられるため、脱毛の効果の向上につながります。
効果②肌のトラブルを予防できる
きちんと保湿された肌は乾燥しにくく、角質も詰まりにくいのでニキビなどの肌のトラブルを引き起こしにくいです。
脱毛期間中はもちろん、普段からきちんと保湿をすることによって、肌のトラブルの予防につながります。
肌のトラブルが起きてしまうと脱毛の効果が弱くなるだけでなく、日焼けした肌の場合、状態によっては処置できない可能性もあるので、普段からしっかりと保湿してケアしましょう。
▶参考記事:家庭用脱毛器で起こりがちなトラブルとその対処法を解説
>効果③よりきれいな肌をキープできる
保湿された肌はバリア機能がしっかりと働くため、健康で美しい状態を保ってくれます。
先ほど紹介した肌のトラブルを予防する効果と内容が近いですが、保湿を行うことで肌トラブルの可能性を下げ、結果として肌がきれいになるという好循環が生まれます。
脱毛のあとには保湿をし、常にきれいな状態の肌を保ち、万全な肌状態で脱毛をできるようにしましょう。
部位別の保湿ケア方法を紹介
ここまで脱毛期間中の肌保湿の重要性について説明しました。
続いて脱毛後の正しいケア方法について、顔、ボディ、VIOの3つに分けて詳しく説明します。
顔の保湿ケア
顔はボディと比べて皮膚が薄いので、外部から受けた刺激を敏感に受けてしまいやすいです。
脱毛による刺激は紫外線などによるダメージよりもはるかに大きいので、処置後は丁寧な保湿が必要です。
具体的には、化粧水で肌にうるおいを与え、そのうえに乳液をつけて肌の水分を逃さないようにしましょう。
肌へのダメージをできるだけ抑えるために、化粧水や乳液は保湿力が高く、敏感肌の方向けのものを選ぶことをおすすめします。
ボディの保湿ケア
ボディの皮膚は顔と比べると厚いですが、常に衣服とこすれるなどダメージを受けやすい部位です。
脱毛を行った箇所は、ボディローションなどを用いて保湿しましょう。
また、お風呂の際もボディタオルは肌とこすれると炎症を起こす可能性があるので使用せず、手のひらで泡立てて優しく洗うことを意識しましょう。
処置した当日は体温が上がることを避けるため、湯船には浸からないことをおすすめします。
処置した箇所が痛む場合は、保冷材などを用いてクールダウンを行いましょう。
このとき、保冷剤を直接あててしまうと低温やけどをしてしまう可能性があるので、タオルなどに包んで使用することをおすすめします。
VIOの保湿ケア
VIOは身体の部位の中でも特にデリケートな部分です。
そのため、保湿には敏感肌用の化粧水や、VIO専用の保湿剤を使うことをおすすめします。
VIOは下着の締め付け具合や、汗などが原因で蒸れてしまいます。
そのため保湿前はぬるめのシャワーなどで清潔にしましょう。
他のムダ毛部分に比べてVIO部分のムダ毛は毛根が強く、その分処置時のダメージも大きいので、処置後は念入りに保湿をする必要があります。
また、蒸れやすいVIO部位の保湿では、油分の多い乳液やクリームは控えましょう。
油分が酸化してしまい、炎症などの肌のトラブルを引き起こす原因になることがあります。
家庭用脱毛器を使ったセルフVIO脱毛のコツやポイントについては以下の記事でも詳しく解説しておりますので、是非併せてご覧ください。
▶参考記事:家庭用脱毛器を使ったVIO脱毛のやり方とコツ
オススメ保湿ケアグッズ
保湿ケアでぜひ活用したいのが、保湿クリームと保湿ジェル・化粧水、保湿オイルです。それぞれの特徴や使い方、使用できる部位、選び方などを解説します。
保湿クリーム
保湿クリームは、油分が含まれている保湿ケアグッズです。保湿アイテムといえば化粧水などをイメージする方が多いのではないでしょうか。ですが、化粧水のように油分が含まれていないものは肌に塗ったとしても蒸発してしまいます。 その蒸発を防ぐのに役立つのが保湿クリームです。フェイスクリームやボディーミルクといった種類があります。
保湿フェイスクリーム
同じく保湿アイテムとして定番の乳液よりも油分が多く含まれているタイプのクリームです。脱毛後の肌は乾燥しやすくなっているので、乳液だけではなく、フェイスクリームも使うようにすると良いでしょう。 肌への刺激を抑えるためには、香料や着色料が含まれていないものを選択するのがおすすめです。順番としては保湿の最後の段階で使用します。
ボディーミルク
フェイスクリームよりも配合されている油分の量が少なく、なめらかなテクスチャーが特徴的なアイテムです。さらっとしていて伸びやすいので、腕や脚など、広範囲に渡って使うのにも向いています。 たださらっとしているものではなく、きちんと水分を維持してくれるようなアイテムを選びましょう。さまざまな香りのアイテムがあるので、好みに合わせて選ぶのもおすすめです。
保湿ジェル・化粧水
肌に潤いを与えるために活用したいのが、保湿ジェルや化粧水です。保湿ジェルは粘度が高く、伸びが良いのが特徴です。そのため、全身の使用にも向いています。全身脱毛をする方なども活用してみると良いでしょう。 化粧水は水に近く、ベタつかないのが特徴です。皮脂の過剰分泌を抑える働きもあるので、顔の脱毛を行う際はぜひ活用してみてください。
高保湿タイプ化粧水
脱毛後の保湿に活用するのであれば、化粧水の中でも高保湿タイプのものを選択すると良いでしょう。化粧水の中には保湿力がそれほど高くないために塗ってもすぐに蒸発してしまうものがあります。たくさん塗っても蒸発してしまえば十分な保湿ができないため、注意が必要です。
オールインワンジェル
手軽に保湿したいと考えているのであれば、オールインワンジェルが向いています。通常のスキンケアでは化粧水や美容液、乳液、クリームといったものを重ねることによって保湿しますが、これらが1つになったのがオールインワンジェルです。 一つで何役をこなすかは商品によって異なります。 美容成分がたくさん配合されているものもありますが、保湿成分を重視して選びましょう。
保湿オイル
油で肌の潤いを閉じ込める役割を持っているのがオイル系のアイテムです。オイルの種類によってはとてもべたついてしまうので、さらっとした使い心地のものを選ぶと良いでしょう。 脱毛後に向いている保湿オイルとしては、ホホバオイルやベビーオイルといったものがあります。
ホホバオイル
ホホバオイルは保湿効果が高いことに加えて刺激が少ない特徴を持っています。全身に使えるのも魅力です。 精製方法は製品によって異なります。「ゴールデンホホバオイル」と呼ばれる金色のホホバオイルは未精製のものであり、ビタミン類が含まれていることと高い保湿成分が特徴的です。ただ、不純物が混入しているものがあり、肌荒れを引き起こしてしまうことがあります。 敏感肌タイプの方は透明で「クリアホホバオイル」と呼ばれる精製タイプのものを選ぶと良いでしょう。ゴールデンホホバオイル同様に保湿力は高いです。
ベビーオイル
ベビーオイルは生まれたての赤ちゃんでも使えるほど低刺激なのが特徴です。肌が弱い方も使用しやすいでしょう。全身に使えるほか、デリケートなVIOを保湿するのにも活躍してくれます。 ベビーオイルといっても、さまざまな種類があります。例えば、石油から精製された鉱物油の一種であるミネラルオイル、サメや馬由来などの動物性オイル、植物をベースにして作られた植物性オイルなどです。脱毛後は肌の保湿を行う目的で使いたいので、セラミドやヒアルロン酸などの保湿成分が配合されているものを選択すると良いでしょう。
脱毛後にしてはいけない3つの注意点
最後に脱毛後にしてはいけない行為を3つ紹介します。
これらの行為を脱毛期間中に行うと、肌のトラブルの原因になるので注意が必要です。
それぞれ見ていきましょう。
注意点①アルコールの過剰摂取をしない
脱毛後の肌が乾燥して熱を持っている状態でお酒を飲むと、全身の血流が促進されて体温が上昇し、アルコールが持つ利尿作用によって体内から多くの水分が失われてしまいます。
その結果、肌に赤みが出てしまうことや、かゆみが出てしまい肌トラブルの原因になりかねません。
注意点②過度な日焼けの原因となるような日中の外出をしない
前提として日焼けをした箇所は、やけどの恐れがあるため脱毛そのものができません。
もちろん脱毛後でも、肌のトラブルの原因になるので日焼けすることは避けましょう。
家で脱毛を行う場合は紫外線対策のためにも太陽が落ちてから行うことをおすすめします。
注意点③毛抜きを使用して処理しない
脱毛後にすぐに毛が抜け落ちてこないからといって、ピンセットや毛抜きを使用した処理はしてはいけません。
自然に抜ける毛を強引に抜こうとすると、毛穴が傷つき炎症を引き起こすことや雑菌が毛穴に入り込んで感染症を引き起こす可能性があります。
また、根元から毛を抜くため毛穴に大きな負担を与え、肌トラブルが生じやすくなります。
カミソリでの逆剃り・深剃りと同じように、肌が傷付くと角質層が厚くなり、毛穴をふさいでしまうのです。
そのほかにも、毛根にある毛を引き抜いてしまうと、次回処置するときに光やレーザーが反応する毛のメラニン成分がなくなってしまうので、脱毛の効果も薄くなってしまいます。
処置後にムダ毛が気になったら、極力肌に負担がかからない電気シェーバーなどで毛を剃るようにしましょう。
こうした処理方法が、肌下の埋没毛の原因になる可能性もあります。
埋没毛を防ぐためにも、こちらの記事では正しい処理法をご紹介していますので、気になる方はぜひご覧ください。
▶参考記事:肌の下に埋没毛が!埋もれ毛になる原因と正しい処理方法や予防法
脱毛の後は保湿をしっかり行って肌のトラブルを防ごう
脱毛後の肌はとても敏感で乾燥しているので、部位ごとに保湿剤やクリームを用いて保湿する必要があります。
効果的に脱毛を進めていくためには、肌の状態がきれいであることが望ましいです。
ご自宅やサロンなどで脱毛をする際は、保湿などのアフターケアまでしっかりと行ってください。
当サイトでは働く女性の自宅でのビューティケアをサポートするべく、オススメ家庭用脱毛器の紹介を中心として、脱毛・スキンケアに関連するお役立ちコラムの発信などもしていますので、その他のコンテンツも是非チェックしてみてください。
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家庭用脱毛器ランキングTop5を紹介
BIKATSU Magが選ぶおすすめの家庭用脱毛器をランキング形式でご紹介しています!
1位
BiiTo2
性別や年齢に関係なく脱毛・美肌ケアができる
BiiTo2は、脱毛器のなかでも性別や年齢に関係なく使用できる家庭用脱毛器です。
男性はもちろん、9歳以上の子どもでも使えます。
脱毛ヘッドを脱毛したい部位ごとに付け替えることで、顔やVIOを含む、全身の脱毛が可能です。
さらに、脱毛の機能だけではなく、肌の張りやニキビをケアする機能も付いており、1台で脱毛と美肌ケアを行える総合美容器となっています。
2位
ケノン
コンデンサを4つ搭載した高出力で脱毛ができる
ケノンは、自社で広告展開を行っていないにもかかわらず、口コミで広まり認知度を上げた日本製の脱毛器です。本体が大きいため持ち運びはできませんが、光を照射するためのパワーをためるコンデンサを4つ搭載しているため、出力が高く脱毛の効果を実感するまでの期間が短いという特徴があります。また、カートリッジが5種類あるため、適切に付け替えることで男性のヒゲなどの剛毛やVIOでも脱毛を行うことが可能です。
3位
LAVIE
便利な5つの機能を搭載し短時間で広範囲の脱毛ができる
LAVIEは、脱毛を行う際に便利なオート照射機能など5つの機能を搭載してされているため、初めて脱毛を行う方にも使いやすい脱毛器です。また、大手脱毛サロンでも採用されているIPL脱毛方式を採用しているため、短時間で広い範囲の脱毛ができる特徴があります。LAVIE本体は2kgと少し重たいですが、繋がっているハンドピースが約200gと非常に軽く、握りやすいグリップ設計となっているので長時間脱毛を行っても疲れにくい工夫もされています。