ムダ毛処理の7つの方法と部位ごとの正しい自己処理手順

ムダ毛処理の方法と各手法のメリット・デメリットを解説
ムダ毛の手入れは、カミソリや脱毛テープなどさまざまな方法で行われています。しかし、間違った方法で手入れを行うと肌トラブルの原因に。ヒリヒリ感や肌に傷がつくおそれもあるため、肌を見せる機会が多い夏に向けて、正しい方法をチェックしていきましょう。

この記事では、ムダ毛処理に関する7つの方法と部位ごとの処理の仕方を紹介しながら、メリット・デメリットを詳しく解説していきます。正しい処理方法をチェックしておきたい方はぜひ参考にしてください。

【毛を剃る場合】ムダ毛処理の方法とメリット・デメリット


カミソリ

 

T字カミソリやL字カミソリを使ったムダ毛処理はとても簡単にできるため、多くの方が試したことがあるのではないでしょうか。

カミソリを使った処理方法のメリット・デメリットは以下のとおりです。

メリット

  •   コンビニなどで安価で簡単に購入できる
  •   急いでいるときでもすぐに処理できる
  •   顔や脇、VIOなど全身のさまざまなムダ毛を処理できる

デメリット

  •   肌に負担がかかりやすい
  •   刃を肌に当てるため怪我をしてしまうことがある書体やレイアウトなどを確認するために用います。


カミソリを使った処理は比較的簡単に行えるという点が大きなメリットですが、同時に肌に負担がかかりやすいという点には注意が必要です。  

今はカミソリでもただのカミソリではなく、石鹼がついていて肌の負担になりにくい形になっていたり、身体のパーツによって刃の形が変化していたりと使いやすくなっています。薬局などで簡単に手に入りますので、普通のカミソリではなく、こちらを使用することをお勧めいたします。また使用する際は自分に合ったものを使うといいでしょう。

電気シェーバー




電気シェーバーとは、基本的な仕組みはカミソリと同じですが、自動で刃の部分が動くようになっている道具です。 

電気シェーバーのメリット・デメリットも確認していきましょう。

メリット

  •   カミソリと比べると肌に負担がかかりにくい
  •   カミソリよりもすぐに広い範囲を処理できる

デメリット

  •   毛を根本から剃ることができないため若干残ることがある
  •   機器本体の手入れが必要

 

電気シェーバーは基本的な仕組みはカミソリと同じため、メリット・デメリットともにカミソリと比較した内容が多くなります。

大きなメリットは、刃の部分が肌に直接触れないため、カミソリよりも肌にかかる負担が小さいという点です。

一方で、使い捨てが基本のカミソリとは異なり、同じ機器を使い続けるため手入れが必要であるという点を忘れてはいけません。

手入れを怠ると機器の表面で雑菌が繁殖し、不衛生な状態になります。

その状態のままムダ毛処理を行うと、毛穴から雑菌が入って炎症を起こしてしまうため、注意が必要です。

除毛クリーム

 

除毛クリームとは、たんぱく質を溶かす成分が配合されているクリームのことです。

ムダ毛が気になる部分に塗って、時間が経ってから洗い流すとムダ毛を処理できます。 

カミソリや電気シェーバーと比べると、「剃る」というイメージとは違う印象を抱くかもしれませんが、ムダ毛の皮膚の上に出ている部分を取り除いて処理するという共通点があるため一緒に紹介いたします。

除毛クリームを使うメリットとデメリットを以下にまとめました。

メリット

  •   ほかの剃る方法と比べるとあまりチクチクしない
  •   痛みや怪我などのリスクが低い
  •   カーブの多い場所にも使用できる

デメリット

  •   放置時間があるためやや時間がかかる
  •   敏感肌の方には向かない可能性がある
  •   書体やレイアウトなどを確認するために用います。


除毛クリームでは、カミソリや電気シェーバーとは異なり、処理した毛の断面を丸く整える効果があります。

そのため、数日後に毛が伸びてきてもチクチクが気にならないという点はメリットです。

また、脇などのカーブの多い場所もクリームさえ塗ることができれば簡単に処理できます。

ただし、クリームを塗ってから数分~10分程度放置する必要があるため、できるだけ時間をかけずに処理したいという方にとってはデメリットとなるでしょう。

除毛クリームの正しい使い方に関してはコチラの記事をチェックしてみてください。

▶参考記事:除毛クリームを使うメリットとは?正しい使い方とともに紹介

【毛を抜く場合】ムダ毛処理の方法とメリット・デメリット


光脱毛器

 

光脱毛器とは、ムダ毛に特殊な光を当てて化学反応を起こすことでムダ毛を抜けやすい状態にすることができる器具です。 

「フラッシュ式」と「レーザー式」の2種類があり、また、脱毛サロンや美容クリニックで施術してもらう方法と家庭用脱毛器を使って自分で処理をする方法があります。

フラッシュ式とは、あくまで今生えている毛を抜けやすい状態にするというものです。脱毛サロンや家庭用脱毛器で用いられているものは基本的にはフラッシュ式です。

一方でレーザー式とは、ムダ毛の毛根を死滅させて、ムダ毛がそもそも生えてこないようにすることができるものです。

レーザーで毛根を死滅させる行為は医療行為にあたるため、レーザー式の脱毛器を使ったムダ毛処理は美容クリニックでのみ施術してもらえます。

今回は、ご自宅でも使えるフラッシュ式の家庭用脱毛器に絞ってメリットとデメリットを紹介します。

メリット

  •   サロンでやってもらえるようなムダ毛処理を自分でも簡単にできる
  •   他の方法と比べて肌への負担が少ない

デメリット

  •   機器本体の価格が高い
  •   必要な工程が多く比較的手間がかかる

 

光脱毛器を使ったムダ毛処理の最大のメリットは、サロンで施術してもらえるようなクオリティを自分でも実現できて、肌への負担も少ないという点です。

そのため、最もおすすめの方法といえます。

一方で、機器本体の価格が数万~高いもので数十万円するという点は多くの方にとってネックとなっているのではないでしょうか。

また、事前にシェーバーを使ってある程度ムダ毛を剃っておく必要があり、火傷を防ぐために肌を冷やす工程などもあるため、できるだけ手間をかけずに処理をしたいという方にとってはデメリットとなるでしょう。

脱毛テープ

 

脱毛テープとは、ムダ毛が気になる範囲の肌に貼り付けて勢いよく剥がすことで、テープに粘着した毛を一気に抜くことができるというものです。 

メリット

  •   光脱毛器よりも安価
  •   必要な準備がほとんどなく、すぐにムダ毛を処理できる

デメリット

  •   テープを剥がすときに痛みがある
  •   毛穴や肌に負担がかかる可能性がある

 

脱毛テープのメリットは、光脱毛器よりも安価で、尚且つ事前準備の必要がなくテープを貼って剥がすだけで簡単にムダ毛を抜くことができるという点です。

しかし、一気に複数のムダ毛を強い力で抜くという特性上、痛みを伴うことがあります。

毛穴にも負荷がかかり、出血や肌荒れにつながる可能性もあるという点には注意しましょう。

脱毛ワックス

 

脱毛ワックスとは、簡単に言えば液体状になった脱毛テープのことです。

液体状の接着剤のような薬剤をムダ毛ごとまとめて固め、一気に剥がすことでムダ毛を抜くことができます。 

メリット

  •   光脱毛器よりも安価
  •   脱毛テープよりも強力
  •   肌に優しい成分が配合されていることがある

デメリット

  •   脱毛テープと同様に痛みがある
  •   脱毛テープよりも準備に時間がかかる

 

脱毛ワックスのメリットは、脱毛テープよりも粘着力が強いため、太い毛もまとめて処理できるという点です。

ただし、粘着力が強いということはそれだけ剥がす際の傷みも強いという点はデメリットといえます。

毛抜き


肌を傷つけるリスクが少なく、気になる剛毛を確実に処理できるのが毛抜きの魅力です。ただし、太い毛ほど抜くのが大変になり、痛みもともないます。 毛抜きを使った処理方法のメリット・デメリットは以下のとおりです。

メリット

  •   確実に毛を処理できる
  •   剃りのこしの心配がない
  •   目のきわなど細かい部分も処理できる

デメリット

  •   産毛や細い毛、短い毛が抜きにくい
  •   毛を抜くときに痛みが発生する
  •   処理に時間がかかりやすい


毛抜きは目もとや眉毛の周辺のように、カミソリを使うには危険な部分や細かい箇所までしっかりと手入れできます。一方で、顔のように神経が集中しているところは痛みを感じやすく、背中のように目が届かない箇所は手入れが難しくなります。

毛抜きがあればカミソリが使えないところをケアできるので、使いやすい毛抜きを1本は持っておくと安心です。耐久性があり壊れにくいもので、手に持ちやすいものがあると良いでしょう。

【部位別】自宅でムダ毛を処理する際の正しい方法




自宅でムダ毛を取り除く場合、部位ごとの特徴と注意点を押さえて処理を行いましょう。ここからは、顔・脇・背中・腕・すね・VIOラインのそれぞれについてムダ毛を処理する方法をみていきましょう。


顔のムダ毛処理は、人目につく場所であることからケガをしないように、顔専用のアイテムを使うことをおすすめします。シェーバーやジェルは顔用のものを使い、毛抜きは眉まわりなど最低限の箇所にとどめます。

シェービングの向きは、基本的に鼻や口など顔の中心から外に向かって行います。額だけは生え際から眉毛へ向かって(外から中心へ)剃ってください。頭髪を剃ってしまわないように、生え際から1cmほど離れたところを剃りはじめましょう。


脇は曲面の多い部分で、背中に近い部分は目視ができないため注意が必要です。シェービングをすると埋没毛が発生しやすくなるため、埋没毛を避けたい場合は除毛クリームを使うと安全です。

脇の毛はいろいろな方向に生えているためカミソリを当てる場合は下から上、内から外へやさしく剃っていきますが、剃りすぎるとヒリヒリ感が出るため肌トラブルのない程度に処理してください。

背中


背中は平たく面積も大きいため、一見処理しやすく思えますが腰や肩甲骨のあたりに曲面もあり、直接目視ができないためケアが難しい部分です。

長い持ち手がついた背中用のシェーバーを使うと楽に剃れますが、難しければ除毛クリームのほうが手間をかけずに処理できるでしょう。


腕まわりは気軽にケアができる部分ですが、ひじの裏側や二の腕のあたりは目視ができないため、剃りのこしが発生しやすい部位です。指先から手首あたりは曲面も多いため、カミソリを当てるのが不安な場合は除毛クリームを使用してください。

カミソリを当てる方向は内側から外側に向かって行います。指の毛については関節のしわの部分に刃を当てると肌を傷つけてしまうため、除毛クリームで代用するなど十分に注意してください。

すね


すねは比較的曲面が少なく、シェービングのしやすい部位です。毛の流れている向きに沿ってカミソリを滑らせますが、ジェルを塗って滑りやすくするなど、肌がむき出しのまま直接刃を当てないように注意してください。

ひざの頂点はしわが深いため、刃を当てる際には肌ごと剃ってしまわないように優しく処理を行います。剛毛に毛抜きを使ったり、剃りにくい部分に除毛クリームを使ったりする方法もおすすめです。

VIO


VIOはへその下から肛門まわりまでのラインで、体の中でも特に皮膚が薄くデリケートな部位です。直接カミソリを当てると皮膚まで剃ってしまい、出血や埋没毛にも繋がるため、VIO専用のシェーバーや除毛クリームを使うと良いでしょう。

VIOのうち、VやIのあたりは長い剛毛が生えている場合があるため、先端が丸くなっているムダ毛カットバサミで処理しておくと、その後の除毛が楽に行えます。

IからOラインにかけては目視がしづらいため、できるかぎり張った状態で肌を平面に近づけて処理を行ってください。

やってはいけないムダ毛の自己処理の方法

 



ご自身でムダ毛処理を行うときに、やってはいけないことが2つあります。

①体調の悪い日や生理前~生理中に処理を行う

 

体調の悪い日や、生理予定日の1週間前から生理が終わるまでの期間中はムダ毛処理を行わないようにしましょう。

なぜなら、体調が万全でないときは肌がダメージを受けやすい状態になっており、その状態でムダ毛を処理すると肌荒れにつながりやすいためです。

②事前の準備を行わずにいきなり処理する

 

カミソリを使う前の肌へのシェービング剤の塗布や、光脱毛器を使う前の冷却など、処理の前に必要な工程がいくつかあります。

このような工程を省いていきなりムダ毛を処理すると、肌に強い負担がかかり、炎症などのトラブルを引き起こすことがあります。

どのような処理方法を試す場合でも、必要な工程を一つずつ踏んで進めましょう。

ムダ毛を処理した後のお手入れ方法




ムダ毛を処理した後に保湿が必要なのは、肌のバリア機能が低下して刺激を受けやすい状態になっているためです。

保湿をせずに乾燥・かゆみを放置していると埋没毛や色素沈着といった肌トラブルが起きる可能性があります。

肌トラブルを防ぐためにも、ムダ毛処理の後には必ず正しい方法で保湿ケアを行うようにしましょう。

自分でムダ毛処理を行うメリット




自分でムダ毛処理を行うメリットとしては、人の目を気にせずに納得いくまで処理が行えます。痛みが出ないように加減をしたり、ジェルやクリームを活用したりと、無理のない方法でケアが続けられます。

手持ちのアイテムを使って好きなタイミングでムダ毛が減らせるので、サロンやクリニックに来店して施術を受けるコストもかかりません。

自分でムダ毛処理を行うデメリット




自分でムダ毛処理を行うデメリットについては、剃りのこしや埋没毛、出血や炎症といった肌トラブルの可能性が考えられます。

肌と肌が重なる場所である脇やVIOは、除毛後にさらにデリケートな状態となるため、黒ずみが発生しやすくなります。

ムダ毛に関するQ&A




ムダ毛の処理については、正しい処理方法以外にもいくつかの疑問や不安がみられます。多く寄せられる2つの質問について、詳しくみていきましょう。

毛を剃ると濃くなるって本当?


「毛を剃ると逆に濃くなる」という噂も一部ではきかれますが、剃ったからといって強く太い毛が生えることはありません。

産毛や細い毛しか生えてこない部分は、どんなに剃っても同じような種類の毛のみが生えてきます。太い毛になったように見えるのは、毛の先端部分のみが失われて根元の太い部分が露出したためと考えられます。

自己処理のせいで脇が黒ずむことはある?


自己処理によって脇が黒ずむトラブルは、実は珍しいことではありません。

脇は、かかとの皮膚などのように皮膚そのものが硬い場所ではなく、本来であれば脇の毛によって守られています。皮膚自体は柔らかく薄いために、カミソリを何度も滑らせて刺激を与えると、皮膚のバリア機能が失われてデリケートな状態になります。

デリケートになった皮膚を放置していると、肌は潤いを失い皮膚同士の摩擦でさらにダメージが加わります。そこで、メラニン色素が肌を保護しようとして数を増やし、刺激に耐えられるようにコーティングを行います。黒ずみは刺激や摩擦で発生するというより、肌の防御反応の結果として現れるものなのです。

正しいムダ毛処理の方法をチェック




今回は、ムダ毛処理の7つの方法と注意したい処理方法について解説しました。

ムダ毛を物理的に除去するためには「剃る」または「抜く」方法が挙げられますが、体や顔の部位に合うサイズのシェーバーや除毛クリームも活用しましょう。

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BiiTo2

性別や年齢に関係なく脱毛・美肌ケアができる

BiiTo2は、脱毛器のなかでも性別や年齢に関係なく使用できる家庭用脱毛器です。
男性はもちろん、9歳以上の子どもでも使えます。
脱毛ヘッドを脱毛したい部位ごとに付け替えることで、顔やVIOを含む、全身の脱毛が可能です。
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BiiTo2の写真

2

ケノン

コンデンサを4つ搭載した高出力で脱毛ができる

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3

LAVIE

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